劇場公開日 2017年9月23日

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「運命」ユリゴコロ ひかるさんの映画レビュー(感想・評価)

4.0運命

2018年12月16日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

泣ける

悲しい

怖い

自分以外の生き物の死に対して感情が動く。幼少期からではあるがその偏った感情の根底には更に幼い頃の何かが原因にあるならそこが知りたい。
遺伝の影響がどこまで人格形成に及ぶのかわからないが、都合良く自分の欠点の言い訳に使いたくなるのはわかる。
運命ってやっぱり大筋が決まっていて、細かい部分はつじつまを合わせるかのように不自然な偶然が起きるものだと思う。結局相手が運命の人なら例え人を殺していようが、自分を苦しめようが愛する事をやめられない。
若い頃の私なら安っぽく見える映画だっただろうが、身を持って運命と言うものを感じている今の私には登場人物たちそれぞれの辛さや悲しみ葛藤が想像できる映画だった。
最後はふたりが再会できたので気持ち良く見終える事ができて良かった。

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ひかる