ユリゴコロのレビュー・感想・評価
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ああ、気持ち悪かった!
嫌ミスをなかなか楽しめた。 題材的に大ヒットは難しい映画です。吉高のダークな演技も良かった。ラストのヤクザの事務所のところは映画のリアリティーを削いでしまった。残念。
この映画 凄いわ〜 序盤は、オカルト的で 気持ち悪いけど 偶然と必...
この映画 凄いわ〜 序盤は、オカルト的で 気持ち悪いけど 偶然と必然が重なり 憎しみと愛情で ラストは感動しました。吉高由里子ちゃんの演技も 素晴らしかったです。
切ない・・ああ、、切ない
松山ケンイチと吉高由里子をずっと見ていたかったと思うくらい、容赦ない愛が素敵でした。こんなに残酷なことのに、ソレを感じさせないくらい切ない涙が溢れてきました。あっという間の時間で好きな映画が増えました。
映画よりテレビ向き
ノートの回想のお話は秀逸だけど、現実パートは説得感に欠ける。婚約者の話が辛い。映画の尺だと後半の話がどうしても回収じみてて辛い。テレビドラマにしじっくり見たい。
深い
予告とかで流れてる時からずっと気になっていて、 友達が本を読んで面白かったと言っていたので 公開日からずっと見たいと思っていました。 でもグロいのとか痛いのとか 苦手なので、とても不安でした。 しかし、そんなシーンはあまりなく、 リスカのシーンくらいかな? うーん夫婦愛とか親子愛とか なんだか深いお話でした。 一人で見に行ったのですが、 あたしのほか1人しかお客さんもいなくて、 なんだかのびのび見れました。笑 みんなにも見て欲しいです!! 心から泣けました。 最後の曲もいい歌で、ジーンときました
なかなか良い
佐津川愛美が良い、危ない精神の淵にいる役どころを上手く演じていたと思う。 松ケンと吉高のベッドシーン、緑のひっつき虫?オオオナモミのシーンは素晴らしい、CG組が頑張ったねって感じ。そして主役の二人だけど、松阪君は頑張ってました。吉高さんは、もうちょっと出来るはずと思える。彼女が左ききだからお母さん役として、左ききの木村さんになったのかなぁ、ちょっと若すぎ。でも、全体として、私はこの映画支持します。
途中までの禍々しさが最後まで持続していれば・・・
山里でカフェを営む20代後半の亮介(松坂桃李)。
父親がすい臓がんに罹り、仕事の合間を縫って、父親を見舞いに出かけていた。
ある日、押し入れの段ボール箱の中に一冊のノートを見つけて読んでいくと、美紗子という女性の告白のようであった。
その内容は衝撃的で、彼女が犯した数々の殺人についてであった・・・
というところから始まる物語で、カフェで共に働く亮介の婚約者・千絵(清野菜名)が突然失踪してしまう、と展開する。
千絵の行方も気がかりだが、ノートの内容も気になる・・・
映画は、ノートに書かれた内容が映像として登場し、美紗子を吉高由里子が演じ、後に彼女と知り合い、遂には結婚してしまう青年を松山ケンイチが演じている。
監督・脚本・編集を『おと・な・り』の熊澤尚人が務めており、中盤まではなかなかスリリングで、見応えがある。
特に、秀逸なのは、美紗子を演じた吉高由里子で、これまでどちらかといえばコメディ寄りの女優だと思っていたが、「目が笑ってなくて、ちょっとコワイな」とも思っていた。
なので、生まれついての殺人者という役どころは、ピタリ、はまり役。
心の平安を満たす拠り所(=ユリゴコロ)が、ひとが死ぬのを観るときだけだというのが、怖い怖い。
亮介と美紗子の関係は・・・
まぁ、おおよそ想像がつくところなので、それほど驚嘆しないけれども、そこから先の展開がいまひとつ。
美紗子と松山ケンイチ演じる青年との純愛への落としどころはまだしも、千絵が見つかったあとの展開が腑に落ちないことだらけで、ミステリーとしては少々な感じ。
途中までの禍々しさが最後まで持続していれば、佳作になったんだけれど。
前半は少し目をふせることもありましたが、後半引き込まれました 役者...
前半は少し目をふせることもありましたが、後半引き込まれました 役者陣の演技がすごかったです 特に美紗子の幼少期の子と清原かやちゃんが気になりました 原作とは内容が変わるとこもありました
魂の救済
三つ子の魂百までというのは本当だと、この頃つくづく感じる。子どものころに感じた恐怖心は死ぬまで消えない。子供のころに受けた愛情も死ぬまで忘れない。そして子供のころに受けなかった愛情は、死ぬまで持つことはない。 吉高由里子の演技が秀逸。心に闇を抱える美しい顔が怪しく微笑むシーンはゾクッとする。松坂桃李はややオーバーアクション気味で、周りの演技から少し浮いていた。もしかしたらそれが狙いなのかもしれない。木村多江は熟練の職人の域。この人の演技は間違いがない。 作品は子供の頃からの心の闇を抱えた女が、その闇を埋めようとするかのように人を殺し、罪悪感よりも充足感が上回って、罪の意識を感じないままに人生を送る話だ。心の闇は最後まで消え去ることはないが、自分には得られなかった拠りどころを、他人の拠りどころになることによって魂の救済を図ろうとする。その試みはうまくいったのだろうか。 人が生きていくというのはどういうことなのか、命とは何なのか、命にどんな意味があるのかを突きつめる物語だ。そのテーマは、ドストエフスキーの「罪と罰」に通じるものがある。深い作品である。
前半は刺激的、後半は退屈
予告を見て興味があったので鑑賞しました。
個人的には前半の生い立ちが興味深く面白かったです。
リストカットのシーンは本当に痛みが伝わってくるほどでした。
後半になるにつれ、設定が無理矢理、ありきたりな印象を受けました。
綺麗に終わらせようとしすぎというか、、
ヤクザとか見てて少し寒かったです。
原作を読んでおらず、暗い感じを想像してたせいかもしれません。
最初はタイトルの拠り所がはっきりしてましたが、最後辺りは曖昧すぎて退屈でした。
前半はとても良かったので半分の2.5点です。
エピソードの切り取り方にもう少し工夫が欲しい。
原作未読。 レビューで少々のグロさを覚悟していたので、ちょっと痛みを感じるシーンが怒涛的でなくて良かった。 過去現在が交差しながらの話だから、 色々絡み合うエピソードを切り取りながらの繋げ方が、うーん残念。 話が進んでくと「えー!」なるはずが、 やっぱりねと思う作り方、 桃李君の単調な演技(頑張ってるとは思うけど)もちょっとつらい。 全体の空気は悪くないので、都合良くまとめた感といいちょっと残念かな。
綺麗でした。
久しぶりにR指定の作品を観ました。ホラーが全くダメなので、前半は薄目で観てました。松山ケンイチとの出逢いからは、「容赦ない愛」を感じて素敵な気持ちになりました。 年月が経って、主人公が全く違うキャストになる作品もあり、この作品もそうでしたが、最後に吉高由里子と松山ケンイチが出るところは切ないけど綺麗な終わり方に仕上げてくれたと思って、監督に感謝です。
胸が苦しかった。
「人殺しの私を愛してくれる人がいた」 ポスターのこの謳い文句にグッときて、ずっと気になっていて観に行きました。 原作未読でしたので、主人公のサイコパスのような雰囲気には最初は驚きましたし、思っていたよりもグロくて、目を背けてしまう場面もありました。 ですが、なんの共感もできないはずのこの主人公になんだか引き込まれていって幸せになって欲しいと心から思いました。 サスペンス的な雰囲気から、恋愛の雰囲気には変わると嬉しい満ちていく気分になりました。 ラストの展開は驚きと苦しみの連続で切なすぎて胸が苦しくてたまらなかったです。 終わり方もハッピーエンド至上主義な私ですが、とても良いと感じました。 映画を見終わったあとは、ただたた胸を締め付けられるような感じがしました。 原作も読みたくなってすぐ購入しました! ただ一つ残念だったのが、主題歌がもっと映画に沿った感じの歌であって欲しかったなと思いました。 ミステリーやサスペンスも好きだけど、恋愛映画も好き!という私にとっては今期一番の映画でした。
役者の演技が良すぎて。。。
役者の演技が良すぎて、小説なら隠される部分も全て見えすぎた。。。
主要な3人はもとより、一人一人の役者の演技が見事にうちなるものを表現しきってるし、また寄せるところを見事に寄せてる。
すごくよかったけど、小説なら、えっ!?そうだったの? まさか、思いもつかなかった。。。となるだろうところが、全て透けて見えてしまった。
わざと伏せるのは違うと思うし、演技として完成度鳥肌ものだと思う。
完成度高い分、見えてくる。。。歯がゆいところかな。。
後半の展開ステキ
レビューを見てて前半グロいというのでビクついてたらやっぱし画的にキツかったです。その分のマイナスだけど途中から物語にグイグイ惹き込まれてしまいました! 吉高由里子ちゃんはこれまでそんなに興味なかったけどなかなか良い演技で好感持てちゃいました! ラストは結局ワンワン泣いちゃいましたあ。 原作も読んでみようかしらん。
吉高由里子、美しい!
原作を夢中で読んで、映画の公開も心待ちにしていました。 2時間強という時間制限があるので、原作にあるエピソードや登場人物が省略されていたけれど、原作のイメージは壊さず、殺人シーンも比較的にソフトに表現されていると、個人的には感じました。 なにより、吉高由里子が美しい! 「アナタ」と初めて結ばれるシーンとか、うっとりしました。 ひとつ注文つけるなら、亮介の経営しているのは原作通り、ドックランが良かったな~
よかった
シリアルキラーに優しい目線だった。女の子が殺してないとつらくて仕方がないというのは気の毒な状況だが、周りの殺される人はたまったものではないので、近くにいなくてよかった。
こういう人はボクシングや空手などで発散できないのだろうか。どうしても死じゃないと気持ちが収まらないなら屠殺や傭兵などの仕事に従事してなんとか社会で頑張って欲しい。
ヤクザが自分の奥さんを娼婦にして客を取らせるというのはちょっと変だった。借金のかたにソープに沈めるのはあると思うが、そんなヤクザいるだろうか。また、殺人が好きな主人公のお母さんがヤクザの事務所に乗り込んで全員皆殺しにするのはどんなスキルなのかと思った。殺人が好きなのと、次元が違うものがごっちゃにされていないだろうか。
お父さんとお母さんが若い時の、昭和の描写で遠景になった時に、現代の尖ったライトの車が映ってちょっと残念だった。CGで消して欲しかった。細かいところでは横断歩道が横線だけのところがあって、あれはけっこう新しい文化じゃないだろうか。昔は縦線が両側にあった。
痛い愛
吉高由里子が美しい!
渋谷のスクランブル交差点の看板で気になって観てきました。
リスカのシーンはギリギリ…
でも我慢して観た甲斐がありました。
痛々しいほどの愛。
エンドロールの曲で号泣でした…
色々伏線があったみたいで、もう一回観に行こうと思います!
原作も読んでみたいです。
切なくて温度を感じさせられた映画
思ってたより重くて切なくて痛い映画。 人は誰でも他人に見せないところ・考えを持っているのだ。 その暗闇は多ければ多いほど、悪い結果を招くことも多くなる。 そのため、人は自分の居場所を探す。 そして愛を感じる瞬間、初めて人になる。 この過程は、ある人にとって短く、ある人にとって長いかもしれない。 人はそれぞれ。 その中、この映画は暗闇を多く持つ人に焦点を当て、初めて「愛」をプレゼンしている。 少しだけ見ても、監督も俳優もかなりの力を入れた一作だとよくわかる。 よくないとこ: ノートに書いてある出来事と「今」という時間線が並行。 しかも「売春婦」も共通するキーワードだけどなかなか触れられなかった。前半はかなりの謎を残したのだが、結局その解決は意外と簡潔。 だから二つの時空間のストーリーはバランスが崩れてる。木村多江と松坂桃李のところの処理は少し雑。 逆に吉高の部分に随分引っかかる。 俳優さんの感情の高鳴りに少々遅れがあるような気がする。カメラの動きによって、ショットやシーンには異常な力が潜めている効果を十分出しているから、自分自身の深いところから出てくる「痛み」や「悲しみ」はただそんなもんじゃないはず。って思うが、俳優さんに限界もあるだろうしねー 随分いい演技を見せたと思うけど..観客としてはもっと感情を出せればもっと凄い作品になるはずだと思っちゃう。 また監督も、カメラワークやミザンセンによく工夫したが、売春婦のあたりに、脚本の方にもっと深く表現してもらいたいなー 良いところ: カメラワームの力はすごい。バラエティー豊かなでありながら雑な処理は一ヶ所にもない。 俳優さんも凄い方々。 中年の美佐子にはちょっと違和感あるけど、キャスティングはまあいい!木村多江と吉高は本当に輪郭似ているなーと。 最後の病室シーン、青年時代の二人の画面にカットするところ結構感動した。 全体的に面白くて、とてもおすすめできる作品。
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