ユリゴコロのレビュー・感想・評価
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何のための作品なんだろう…
先端恐怖症の私には耐え難いシーンが数々。 グロがダメとかではなく、刃物の先端を大スクリーンで観るのは、私には拷問のごとき辛さ… それはさておき、人に残酷な一面があることも、死に対する不謹慎なほどの興味を抱く場合があることも何となくは理解出来るが、何のために?誰に何を伝えたくてこの作品を生み出したのか全く私には響いてこなかった。 吉高ちゃんは可愛いし、木村多江はスゴかったけど、何でこんなもの観てしまったんだろうと、観てる間ずっと思っていた。面白かったんだけどね… 最近、何だか安直に刺激的な作品が連発されてる気がしてならないなぁ。
原作未読です。 途中までは面白く見てました。サイコパスに共感はでき...
原作未読です。
途中までは面白く見てました。サイコパスに共感はできませんがそういう衝動があることは理解できます。
グロさも私にはさほどではありませんでした。
この作品で残念なのは重要なところで偶然が二つも重なるところです。
一つは側溝の帽子を取る少年を死なせたシーンであの2人が出会っていたということ。
もう一つは主人公の恋人とみつ子か知り合いであったということ。
こんなご都合主義の偶然が二つも重なることで、とたんに話が嘘くさくなってしまいました。
ラストのヤクザ事務所への襲撃も、女性一人で可能とは思えません。それと現場にあの植物が落ちていたのもなぜなのかわかりません。名刺がわりですかw
俳優陣はみなさん好演でしたので残念でした。
耐えられるグロさ
レビュー見てちょっとビビってたけど、意外に大丈夫やった😤
物語が進むにつれ、みさこがだんだんと人間らしい感情を持っていくのと相反して、過去の罪の意識に苦悩する姿に、実は心の病ではなかったのでは?と思う程自然というか。
吉高由里子の演技がそうさせるのか。
はじめの無心なみさこや、殺人を犯す時のなんともいえない表情のみさこ。
松山ケンイチと出会ってはじめは一線を引いてるけども、だんだんと興味をもって感情を出していくみさこ。
吉高由里子しか似合わない役だと思ったし、内容が重くても最後まで見られる作品だった。←最後の方、吉高由里子出てこんけど
木村多江はてっきり、鉄板で死んだ男の子の妹やと思たのに!
それで松山ケンイチの子どもである松坂桃李にヤクザ殺させて(罪をきせて)復讐するんやと思たのに!
まさか恋人がほんまにあんな境遇やったとは..そして恋人と木村多江が職場仲間やったという偶然があるなんて。あれは運命って事なんかな?
いろいろ「???」な部分もあったけど、見応えはあったし良かったかな😊😊
よかったけど残念😥
原作と違うのが残念だけど、映画としては凄い映画だったよ〜。
役者さん一人一人凄いんですけど(>_<)
特に吉高さんと佐津川のシーンは、なんだこれは〜〜って感じでした。
最後の最後は原作通りがよかったなー😵
あの一言があるかないかで、作品のイメージが薄くなっちゃったかもね〜。
なんか、ぐっときました
吉高由里子さん、ハマり役ですねぇ。サイコパス満開ていうかなんというか...松山ケンイチさんも良かったと思います。
人間の深い闇の部分をくすぐる、もちろんあってはならないことだと思うのですが、全否定できないこのイケナイ扉開けた感!
子どもが亡くなるのは嫌でしたが、汚い大人が殺されていくシーンとかは有りかと思ってしまいました。
最後はこれも愛かなーと。
演技派が競い合う、衝撃的な秀作。
噂どおりの、衝撃的な作品だった。原作を映画尺に収める苦しさはあったけど、それを超越した俳優陣の名演バトルに息をのむ。快楽殺人者から母になっていく、喪失感に支配された吉高由里子さんの明暗のコントラストは、途轍もない力量。脇を固める松山ケンイチさんや松坂桃李さんの、絶望と狂気もさすがの安定感。他の演者も、監督に追い込まれたんだろうけど皆うまかった。伏線が血でつながっている脚色にも唸った。そして前半の嫌な世界観から、最後は意外に涙が。映像トーンや照明などの絵作りも、クオリティが高い。もっと拡大上映すべき、邦画の秀作!
はじめは恐怖と嫌悪感
題名見て、ユリちゃんが二人のイケメンに心揺さぶられる、どなたかが言うとおりの恋愛モノかなと思ってて、恐怖とグロさ満載だろうエイリアンと比べてどっちにしよーかって、結果、本日は安楽なユリゴコロを選択。 しかーし、オープニングから全然違ってて、つか、むしろエイリアンより怖いしグロいし暗いし、残虐で狂気で理解不能でした。前半途中で声だけ聞いてました。選択ミスだなーって。 で、後半になって緩めになって、漸く誰の心にも潜む狂気とそれを超えうる愛が交錯するという意味深い作品だと気づいて没頭できました。 ただ、偶然が重なりすぎてリアリティが薄れるところがチョット残念。 迫真の演技は素晴らしかった。ココロがユリユリでした。
これが邦画
個人的には有りの映画でした。 ですが、見る人を極端に選ぶ映画だと思います。 人を殺すという衝動と、愛するという衝動 上手く描いている作品だと思います。 ただ、この映画は一人で見る映画だと思いました。 子供には見せるべき映画ではないと思います。
壮絶ながらも、あなたを包み込む“ユリゴコロ”
これまたイヤミスの映画化。
あまり原作小説を読む事は無いので、沼田まほかるという名も恥ずかしながら初めましてだが、スゲーもの書くなぁと思った。
自然に囲まれた飲食店を経営する青年・亮介。
父が余命僅かで、ある日父の書斎で、一冊のノートを見つける。
それには、人を殺す事でしか“ユリゴコロ”を得られない女殺人鬼の人生が記されていた…。
“ユリゴコロ”とは、自分の心を満たす安らぎ。つまり、“拠り所”。
それが殺人という女性、美紗子。
扮した吉高由里子の演技が素晴らしい!
天真爛漫と言うか、ちょっと不思議ちゃんと言うか、それらの雰囲気を封印し、死んだような虚ろな目、生気の無い表情。そのダークな佇まい。
ある出会いによって芽生える、複雑な感情。
演技力は高いと思ってきたが、彼女は憑依型の女優であると確信した。
吉高由里子の演技に心揺さぶられる。
本作、何かの恋愛モノと思って観に行ったら、間違いなくドン引く。
それくらい、陰湿。
スゲーグロいって訳でも無いが、しかし美紗子の初めての友達と言える自傷行為が“ユリゴコロ”である女性が、自分で自分の腕を傷付け流血するシーンはなかなか生々しい。
また、可愛らしさはやっぱり隠せない吉高由里子が、無表情のまま人を殺すシーンは戦慄。
繊細なドラマや青春・恋愛モノに定評ある熊澤尚人監督も、こういうのを撮れるとはね~。
さ迷うような人生を送っていた美紗子はある時、陰のある一人の男性・洋介と出会う。
悲しい過去を持ち、その罪滅ぼしの為だけに生きているような洋介と出会った事で、彼の存在が今までとは違う“ユリゴコロ”となり、生まれて初めて愛を知る。
松ケンが“容赦ない優しさ”を、抑えた演技でさすがの好演。
前半の陰湿なサスペンスが、突然メロドラマチックに。
何だよ…と思うなかれ。
やがて知る因果の嵐の前の静けさ。
洋介を苦しめる過去には、神様の残酷な悪戯としか思えない美紗子との繋がりが…。
亮介の現代パート。
自分の出生の秘密。時折自分の中にある激しい感情。美紗子との関係。これ、すぐ分かる。って言うか、予告編の時点でバレバレ。
亮介には婚約者が。突然失踪。その理由は…。
美紗子パートがあまりにもインパクトあり過ぎなので、どうもセンチメンタルだなぁ…と思っていたら!
思わぬ展開!
木村多江さんにはやられた!
登場人物皆、数奇な宿命に囚われ、喘ぎ、もがき苦しんでいる。
彼らにとっての“ユリゴコロ”は…
生易しい話じゃない。
でも確かにこれは、“愛”についての物語。
温かく心満たしてくれるものではないが、目頭熱く胸えぐられるほど壮絶な愛の物語に、打ちひしがれた。
沼田まほかるは来月公開の『彼女がその名を知らない鳥たち』の原作者でもあるとか。
これも観たいんだよね~!
前半期待大だったが
全体的に無理矢理感があるように感じます。 性的な場面でも、もっと露骨に表現した方がより娼婦の哀れさや、逆に夫との哀情が対比できたのでは? 吉高さんならそれが可能だったと思うと残念です。 監督さんの力量不足か?
2017-65
これはすごい(今週2回目)。 前半はちょっと耐えなきゃいけない。 でもそれ耐えると半端なくのめり込んでいく。 これを書いた沼田まほかるさんはすさまじいと思った。 前半みたいな、耐え体験は3回目。 1回目は、『キル・ビル』。 初めて映画館に一人で行った。 ルーシー・リューはヤッチマイナーと叫んでたけど、わたしはヤッチマッタナーだった。 (後に大好きな映画に。) 2回目は、『スマグラー』。 安藤正信がいなかったら途中で退場してたと思う。 そして今回が三度目の耐え体験。 え?これPG12ですよね?って聞きたくなった。 美沙子役は吉高由里子以外ない! 三井住友銀行でキャピキャピしてる最近のイメージとは正反対の、真骨頂な感じが味わえます。 やっぱり影のある役が似合う。 蒼井優とこの人は、振り幅広いよね~ 松山ケンイチもさすが! だからこそミニオンズの声優でノリノリで、逆にそっちでびっくりしちゃうわけです。 松坂桃李君も頑張ってるのが伝わった。 ちょっとオーバーかな?と思うとこもあったけど、ファンだから贔屓目😍 偶然がいっぱい起きてる感や、さすがに無理?とか思ったけど、それすらどーでもよくね?ってくらいのめり込んで見てしまいました。 なにか食べながら見るのはおすすめしないです。 大量残ししそうだし、静かに見た方が周りのためにも笑
毎年70-80本の映画を見るが、初めて席を立ちたくなった。原作の力がすばらしいのかも。次回作も絶対に見たい。
毎年70-80本の映画を見るが、初めて席を立ちたくなった。原作の力がすばらしいのかも。次回作も絶対に見たい。 Movix堺で映画「ユリゴコロ」を見た。 原作は沼田まほかるの2011年の小説「ユリゴコロ」。 沼田まほかるの2006年の小説「彼女がその名を知らない鳥たち」を原作とした映画が 2017年10月28日に蒼井優主演で公開される予定。 沼田まほかるは湊かなえや真梨幸子らと並んで注目されているミリオンセラー作家であるらしい。 映画「ユリゴコロ」は2017年9月25日発表の映画ランキングで初登場8位だった 。 平日の午前中で観客は我々夫婦を含めて10人だった。 「人間の死」を心の拠り所にして生きる殺人者を吉高由里子が演じる。 松山ケンイチが共演。 松坂桃李と木村多江が助演。 冒頭から重々しい描写が続く。 吉高由里子の少女時代、学生時代、料理学校時代へと進む。 料理学校時代の友人とのシーンは個人的には正視しがたいような描写で、 目をそむけたいくらいだった。 席を立ってしまおうかという衝動にも駆られたのだが、なんとか踏みとどまることは出来た。 毎年70-80本ほどの映画を見るのだがこのようなことは今まで一度もなかった。 そこを過ぎてしまえば、原作の力なのだろうか、ドラマチックな展開が待っている。 原作は読んでいないが、映画は突っ込みどころがいくつもある。 脚本や監督の力が及ばなかったのかもしれない まあ、それらを度外視しても、個人的には映画、お芝居、物語として見応えがあることは保証できる。 沼田まほかるの作品をまた見たいと思った。 吉高由里子と松山ケンイチを本編としてははじめて見た。 はっきり言ってこの2人は上手いと思った。 また、この2人の作品を見てみたいと思った。 上映時間は128分。 長さ感じない。 映倫区分はPG12。 中高生や怖がりの人にはオススメしない。 満足度は5点満点で5点☆☆☆☆☆です。
運命という名の偶然
で全ての物語が展開するので、納得感が薄い。
てか整形って、その金はどうやって? いくら殺人慣れしてるとはいえ、女性1人でヤクザ皆殺し??
疑問だらけで、ラストもポカーン。
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