「原作からの昇華は見られず、残念」ユリゴコロ ふるとぼうさんの映画レビュー(感想・評価)
原作からの昇華は見られず、残念
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原作が面白かったので、読了後すぐにAmazonでレンタル。
お父さん役はもっと慎重に選んでほしかった。
静かな威厳がちっとも感じられない。
あんな安っぽいひとではないのに。。。
そもそも美紗子との別れと再会も原作と違うから、あんな感じでもいいのか?
主人公の弟くんがいないのもなんだかなぁ。
こちらも原作と違ってお母さんの入れ替わりがないから削られたのだと思うが。。。
ほどよい距離感を持ってノートと関わる人物が必要だと思う。
そりゃバイトくんの反応もそうなるわな。
そもそも、あんなあほそうなバイトくんに相談するなよ。
小説を映画に纏めるために端折ったところが気持ち悪く勿体ない印象です。
原作からの改変自体に批判的な訳ではありません。ただこの作品は成功したとは思えませんでした。
一方で、随所に違和感を感じながらも、吉高由里子と松山ケンイチはとても素晴らしかった。
松ケンからは哀しい優しさがにじみ出ていた。
ほんでやっぱり吉高由里子好きだなぁ。
最後に、木村多江のヤクザ無双にはおおいに笑わせていただきました
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