劇場公開日 2017年4月15日

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「ゾンビ部員のかるたブーム」名探偵コナン から紅の恋歌(ラブレター) kossyさんの映画レビュー(感想・評価)

4.0ゾンビ部員のかるたブーム

2020年5月14日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

 『ちはやふる』の影響でかるたブームが起こり、それに便乗したかのような作品。冒頭の殺人事件でも百人一首の札が散らばってしまい、本格的推理が楽しめそうな予感させる。ただ、その後の放送局爆破は例によってやり過ぎ!観終わって考えてみても、そこまでする必然性が感じられない。要は博物館に入ってるほど価値のある百人一首札だけを燃やせばいいのだから・・・

 言ってみれば、大阪の服部平次と遠山和葉のラブストーリーに大岡紅葉の横恋慕と皐月会をめぐる殺人事件なのだが、探偵コナンと平次がタッグを組んだ最強コンビなだけに、胸のすくような思いにさせられる。紅葉をあしらった京都の風景や、皐月会とは因縁の深かった名頃会の存在と紅葉の句が得意だとする特徴が面白い。

 服部の母も登場するし、園子の彼氏・京極真も過去映像ながら一瞬登場。大阪や京都が舞台になると必ず登場するおじゃること綾小路警部も人気キャラなんだと思う。さらに、なんやかんやで皆百人一首ファンというか、和葉も本気を出せば強いし、平次にいたっては小学生のときに優勝したこともあるし、平次ママは元クイーンだし・・・どっぷり浸ることができます。

 紅葉を歌った句は6首。そしてやっぱり人気は「せをはやみ」」と「しのぶれど」なんですね。広瀬すず版『ちはやふる』を観たくなってきた。

kossy
LaLaさんのコメント
2024年1月20日

kossyさん
こんばんは(^^)/
今年も宜しくお願い致します。
ご覧になられていたのですね(≧▽≦)
コナンfanなので、嬉しいです
百人一首のかるた大会
確かに「ちはやふる」が浮かんできますね。
>綾小路警部(笑)
京都だと 必ず登場しますよね。(#^.^#)

LaLa