「安定のおもしろさ。」名探偵コナン から紅の恋歌(ラブレター) mg599さんの映画レビュー(感想・評価)
安定のおもしろさ。
今回で21作目。安定のおもしろさであった。
脚本に登板した大倉崇裕は、脚本というよりも推理作家としてのほうがバリューがある。檀れいが主演した「福家警部補の挨拶」の原作者である。
コナンのシリーズは原作との関係がわからないが、映画はオリジナルと考えると、推理作家らしい展開であった。
それだけに、今までの作品とは少し違う肌合いになっている。
関根(宮川大輔)が、「矢島は殴られ損や」と言ったことで、コナンと平次が関根を犯人と誤認したり、他にもこんなことは初めてというものもあった。
ところで、和葉、ちょっとうるさい。
競技かるたについて、もう少し説明があってもよかったかな。突然「空札?!」というセリフが出てくる。「ちはやふる」(小泉徳宏監督)を見ていてよかった。
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