「シブい伝記映画」ジャッキー ファーストレディ 最後の使命 素子さんの映画レビュー(感想・評価)
シブい伝記映画
今作はタイトル通り、ケネディ夫人の伝記映画。夫のケネディ暗殺後、苦悩と孤独に苛まれるシーンが多く感傷的。夫人が壮大な葬式にこだわるなり、大規模なホワイトハウスを修復なり、共感できるかできないか分かれる政治的なことが印象的。大衆は強さを求める、強さを強調する必要があるのが本来ある政治、政治はまさにパフォーマンスであり、ジャッキ夫人にはとても行動力があり、その事が評価されているのだと思う。壮大な葬儀、埋葬にするのが自分の使命だと語ってもいたけど、ファーストレディとはまさにこのような行動力、決断力が必要なのでは無いかと思う。また、N・ポートマンの演技力が本当に高いなと感じ、1人でのシーンが多く、孤独さや現実の冷たさを象徴する、ポートマンの悲しい表情とかがとてもいいなと思ったら。
コメントする