「一見の価値あり」ジャッキー ファーストレディ 最後の使命 akiさんの映画レビュー(感想・評価)
一見の価値あり
ケネディ暗殺から壮大な葬儀までを回想形式で描いています。記録映像も巧みに織り込まれています。
ホワイトハウスの内部描写が詳細で、権力の去来を見つめるこの家が主人公かと思わせます。
しかし、最後にはやはり、ケネディ一家の物語に落ち着きます。ケネディ役はそっくり!この華やかな一家も、存命するのはキャロライン前大使のみ。
「女には二種類ある。この世で権力を求める者と、ベッドの上で権力を求める者。私はどちらの道を探せばいいの?」 ジャッキーの台詞です。
その後のファーストレディたちはジャッキーコンプレックスに悩みますが、ケネディ夫婦や弟ロバートは、リンカーンコンプレックスだった様子です。
タイトルは、彼女がもはやファーストレディではないことを示します。
ナタリーポートマンの演技は過剰だが、一見の価値あり。
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