「青春&音楽、いいなあ」覆面系ノイズ CBさんの映画レビュー(感想・評価)
青春&音楽、いいなあ
MTV(PVと言うのか)と映画の中間みたいな作品だけれど、しっかり歌って曲を演じきる構成は気持ちよかった。ストーリーよりも、主人公と曲がど真ん中なんだな。
ストーリーも紆余曲折はさほどなく、深い話ではないけれども、適度な迷いや苦しみはあって、ちょうど「ビリギャル」同様に、想定内の範囲で揺れ動く感じ。原作を読んでみたくなった。
とにかく中条あやみを見て、その歌を聞いて、という映画なのだと思う。
主人公・仁乃は、原作ではモモ一途で天然なくらい男心には気づかないのだろう。キスされてはじめてユズを男子として見るようになる、というキャラは、中条さんでは難しいと感じたが、観ているうちに慣れた。
ユズは、もっと普通のさほどもてない男子な設定なんだろうな。
モモは、なんだろう。まるで3月のライオンという姿になってたけれど、まあはまってたのかな。
中条さんは、このままうまくなっていったら、30代ではいまの柴崎コウみたいな位置にいられるかも。がんばってほしい。
----- ここから 2025/6/9追記 -----
今日現在ではそうなっていない。彼女のマネジメント上での "映画で存在をアピールする時期" は、上手くなる前に終わってしまったようだ。少し悲しい。
----- ここまで 2025/6/9追記 -----
出演者の年齢はみな高く、中条さん以外は高校生は無理無理という感じだったが(いやいや、最年長の真野さんだけははまっていたな)、いさぎよくわりきって高校のシーン、とくに教室のシーンを限りなく減らしたことでかろうじて成り立っていたのでは。学校で主人公が絶唱するシーンはよかった。ここでもフルコーラス!
しつこいけどモモの制服はすごかったなあ。俺はしばらく制服を着ていると気づかなかったよ。こんなに似合わない人も珍しい。
とにかく中条あやみが歌うシーンをたっぷり見れて楽しかった、という映画でした。
今晩は。昼間にコメントを頂いており有難うございます。
今作のレビューに最後に書いたのは、最近”何だかなあ”と思っているお爺さんレビュアーさんの事です。
時折共感をしてくるので、一応レビューを読むのですが、映画に精通しすぎているのか、思想が偏向しているのか、良いレビューもあるのですが、酷いレビューも多くって。何しろ、作品の得点を付けないレビューが多いのは、配信で作品選択をする際に困るんですよね。
あと、一番”この人、ホントに映画が好きなのかな”と思うのは、一日に8本も9本も配信で映画を観ている事ですね。人の事は言えませんが、3-5本迄でしょう、一日に映画を観る本数は(理解するためにも)。
異様に「Plan75」を気にしているので、マアそういう事かなとも思いますが、こういうレビュアーがベスト20に入る映画サイトってどうなのよ、と思うのであります。では。
CBさん、コメントどうもありがとうございます❗
コンテンツ的に素材が良いので、別監督別キャストでリブートして欲しいですね‼️
今作の中条あやみさん、魅力的でしたね🎵