「丁寧に描かれた「あの頃の生きた人達」への敬意」パシフィック・ウォー 夢は映画館の部屋を作ること。さんの映画レビュー(感想・評価)
丁寧に描かれた「あの頃の生きた人達」への敬意
安倍首相とオバマ大統領が互いの国で献花が出来た時代に描くことが出来た戦争映画。
潜水艦の戦闘シーンばかりではなく、USSインディアナポリスと乗員が辿る過酷なその後も描かれているので、さまざまな人間ドラマが主役。エンドロールもケーブルテレビのドキュメンタリーのよう。
潜水艦伊号の内部や回天を詳細に描かれているのも映画で初めて見ました。日本人からすると違和感がある所もありますが、これはアメリカの映画。敵側をも描いて人間ドラマにしているのは、あの頃戦い抜いた我々の先祖から我々世代に繋がれた人間の厚意や敬意ではないかと思いました。
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