帝一の國のレビュー・感想・評価
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リーダーになるには、
海帝高校、笑ってしまいました。
音声だけ聞けば、聞き間違えそう。
赤場帝一という主人公、只者ではなかった。
白鳥美美子が彼女で糸電話って、時代?
学園モノにありがちな皆で取っ組み合いなど
するのもなくて、
ただ、ストーリー展開に関係無いかのように
ラスト辺りで帝一&菊馬が戯れていて
いつものように美美子ちゃんが
決着つけてくれていたシーンはありましたが。
ちょっと他作品と違うのは、
帝一と因縁の腐れ縁の菊馬が
騙し騙し合い話が進んでいき決着ついたかと
思っていてもよくよく考えると、
結果を見越しての思惑がうごめいている
そんな頭を使うところもあり、気が抜けません。
やはり、本作忘れてならない印象的な言葉、
生徒会長になってはいけない人❣️
そう、生徒会長のところに首長名などを入れると
まさに今の日本の現状❣️
贈収賄やらパワハラやら汚い要素ばかり目立つ
現実に愕然とします。
こうも言っています。
力の使い道を間違えると大きな差別になる、と。
影響力が大きいので慎重に行動しないと。
そして、
当の本人がズバ抜けて優秀であることより、
周りの者の信頼を得ていかに協力させるか、
いかに上手く働かせるか、
その人望の有る無しや力量が
指導者に求められているということも。
帝一クン、最後ら辺りで、
弾に清き一票を譲り、ピアノさえ弾ければいい、
とか言ってジーンとさせられたのですが。
友達だろ、とも。 役者やな〜。
やはり、帝一クン只者ではない。
余談:
高校生で男尊女卑なんか、言うなよって。
モンゴメリ作戦、赤毛のアン懐かし〜。
太鼓の時皆細いですね。韓国だとマッチョが多いのに。
マイムマイム事変、男の子だけでダンス、なかなか絵になってました。
邦画を忌避していたが、他の邦画作品を見るキッカケとなった作品。
今まで邦画に関しては、演技力やストーリー性、動画のクオリティなど、邦画と比べるとどうしても見劣りする部分が多く見るのを避けていました。
特段、日本のキャストは演技力やセリフの棒読み具合などから、どうしても緊張感に欠けたりするものが多い印象があり、学生の演劇を見ている気持ちになり途中で見るのを止めてしまうことが多く、洋画ばかりを見ていました。
しかし、主人公が菅田将暉ということで何気なく見たこの作品で邦画に持った印象は全て吹き飛び、最後まで見てしまうほどハマって見てしまいました。
主人公は赤場帝一(菅田将暉)で、2017年と少し古い作品になり菅田将暉としてはデビュー歴はそこまで長くないが、しっかりと演者になりきっており、違和感なく赤場帝一として見ることができました。その他、孔明(志尊敦)、大鷹弾(竹内涼真)など著名な方も出演していますが、他の人と比べるとどうしても見劣りする部分はてでくるものの、脚本で持ち直しているなと思いました。
特に印象深いのが最後の選挙会長を決める場面で、赤場帝一が大鷹弾に触発され会心したかのようにみえたが、実は策略があっての行動であり、最後まで赤場帝一らしいと感じたシーンです。
シンプルに楽しめる
原作知らず、配信で鑑賞。
シンプルに面白かったです。
コメディだけじゃなくて、策略や友情などが入り混じった人間模様。あと、この手の話にありがちな鼻につく裏切り者もおらず、分かりやすい相関図で、シンプルに楽しめました。
どの俳優さんもそれぞれのキャラクターに合ってて良い。
あと、男性ばかりの中、時折でてくる永野芽郁がすごくたくましくてかわいかった。
最後の畳みかけが気持ちがいい
同監督の最新作(キャラクター)が刺さりすぎたため、過去作が気になり、以前から周囲の映画スキの評価が高いこちらを拝聴。
いや~すごかった。
ぶっとんだ設定にも関わらず、時代設定が「昭和」。学歴戦争が過酷な時代だったのも説得力がありました。
途中途中(旗を引き上げるシーンや説得シーンなど)間延びしてしまった箇所がありますが、手に汗握る投票のシーンや、最後の友情の確かめあい。そして、それ以上に役者さんたちの演技力のすばらしさ!よいものを見ました。
お前は犬だ!犬になれ!そして勝ち犬になるのだ!
映画館では2017年7月3日地元のイオンシネマで鑑賞
それ以来2度目の鑑賞
原作未読だが原作者古屋兎丸氏の作品『自殺サークル』はとても面白かったので近日中に読む予定
画力があって自分好みのイラストだ
独特の世界観
女の存在感が薄い男子校の話
汚いカネの流れはあるが終盤は清々しい
菅田将暉演じる赤羽帝一は日本一の超エリート高・海帝高校の一年生
東大の推薦入学そして総理大臣の近道となる生徒会長を目指す
そのためには前生徒会長の推薦が重要になってくる
生徒会長選挙に向けて間宮祥太朗演じる氷室ローランド先輩を応援していたが双方の父が犬猿の仲ということで対立候補の千葉雄大演じる森園億人先輩に寝返ることに
主役の菅田将暉をはじめ志尊淳竹内涼真野村周平間宮祥太朗千葉雄大といった主役級のイケメンが勢揃い
永野芽郁をヒロインに誰が彼氏役を演じても一本の立派なラブコメが作れそうな豪華な顔ぶれ
帝一を強くライバル視する東郷菊馬役の野村周平のへなちょこぶりがコミカルで面白い
氷室ローランドは間宮祥太朗の当たり役といってもいいくらいでむしろ原作以上の魅力を感じる
志尊淳が可愛い
見所
海帝祭での褌姿のおしり
ワイヤーの一本が切れてしまい校旗を必死に支える帝一
帝一の父を演じる吉田鋼太郎のよく響く声
永野芽郁演じる白鳥美美子と赤羽帝一との糸電話のやりとり
白鳥とのデートに着ていた帝一の派手なスーツとネクタイ
イケメンのなかになぜか岡山天音が混じっている
とても気になるところだが強引にねじ込まれたのはそれだけ役者として高く評価されているんだろう
特に笑える言動はほとんどない
熱く必死に生きている若い男たちの青春
だがそれにもかかわらず面白いコメディー映画
これも政治を扱った名作
韓国やハリウッドにこんな映画はなかろう
日本映画万歳
ラストの帝一の台詞が好き
エンドロールの初めははなぜか永野芽郁がギターを持って踊っている
可憐だ
その後は平凡なエンドロールなのが残念
僕はただピアノを弾きたいだけなのに。
原作は読んでません。
帝一はピアノで頭を打ってから性格が変わった。優しい子から闘争心溢れる高校生になってしまった。全体的に大袈裟な演技だけど。菅田将暉の顔の演技が見事。まともに思えたのは弾と美美子ぐらいかな。
お金💰で人の心は…。買えない。(買える人もいるけど)最終的にその人を信頼できるかどうか。だよね。捻りなし。もうちょっと何か。笑えるところが…ない。でも志尊淳はよかった。
最後。帝一がカッコいい。弾に借りを返す。
ただ僕はピアノを弾きたいだけ。
素晴らしいピアノ演奏。
生徒会長を決めるものがたり。
いつか。帝一は帝一の国を創ることが出来るの~。??
帝一と美美子の糸電話がほっこりした。
不思議な魅力にとりつかれた。
20代の女性のオススメで見ました。
最初バカバカしいと思ったけど、これ意外や意外。深い。
めちゃくちゃ風刺きいてる。なんなんだ。この原作。
一見、男性のイケメン揃えた女子にとってのハーレムみたいな側面もあるけど。
たとえば、裸のふんどしで太鼓叩く絵面って女性にはどう写るの??笑
俺にはようわからん。
前編に渡り個性溢れる男性俳優陣が躍動していたのは確か。
序盤の帝一の父の無駄なハイテンションにはじまり(吉田鋼太郎良すぎ)帝一が頭を打ってから、自分の国を作るという権力欲?!に目覚め(実は自由にピアノがただひきたいというオチあり)変わるとことか、選挙戦の展開の心理戦など、描写自体は全編バカバカしいのに、なぜか、終盤では、心を動かされ、集中して見入ってしまった。何か意味のわからない感動すらあり。泣きそうな感情もあり、自分でも良くわからない。映画とは理屈ではないです。
最後は、弾との友情をとったように思わせて実は計算高かった帝一。なんという、どんでん返し。クスリとさせる。
好きなシーンは、永野芽郁の幼少期の蹴りと映画終盤での蹴り。2回出てきてそこも爽快でいい。なんだろうこの上手い演出。
めちゃくちゃエキセントリックでしかし面白い。こんな裏技みたいな映画初めて見た。これはコメディなのか、社会風刺なのか、ジャンルがわからん。
ただ面白い。映画の作り手のこだわりみたいなの感じられた。すごく自由な映画のようにも感じた。
女子が最後まで永野芽郁しか登場しなかった、そういう意味では珍しい映画だろう。
テンポよく爽快などんでん返し
実写化の数少ない成功例のひとつではないでしょうか。
他の方々も言っているように邦画実写特有のわざとらしさや寒々しさ、滑りがなく全てがテンポよく明快に進んでいき、とても面白かったです。
終始ハラハラする展開からのどんでん返し。キャスティングもぴったりでした。
父に胸の内を告白するシーンもあったので、ラストは「ピアノが弾ければそれでいい」と丸くなった帝一で終わらせた方が主人公成長物語としては綺麗に納得はできたのかもしれませんが、個人的には「な〜んてなここまで来て諦めるわけね〜だろ凡人共!」なのが(別にここまで言ってない)爽快で印象深かったです。
スゴく楽しかった!
すごくバカバカしいけど、すごく楽しかった!今のキャリアで見ると、そうそうたる面々が出演していますね。思えば、映画館で見たときに、初めて竹内涼真さんの存在を知って、「なんだこのイケメンは!?」と思った記憶があります。今の彼の人物像にそっくりな大鷹弾という役、今考えるとハマり役でしたね。他にも、野村周平さんの憎たらしいキャラ、間宮祥太朗さんの二次元全開キャラ、吉田鋼太郎さんの熱血父親キャラなどみなさんハマり役で良かったです。その中でも、筆頭はやはり菅田将暉さんですね。相変わらず、この人の役者としてのクオリティスゴいです。
笑えるシーンがたくさんあって楽しかった。特に、親子でのテスト点数発表は◎。菅田将暉さんと吉田鋼太郎さんの全力演技が楽しかった。美美子が糸電話を回収してる姿、扉ネタとか、などシュールなシーンが満載で息つく暇なし 笑
別の視点だと、大鷹弾や森園億人の良い奴、デキル人っぷりも楽める作品でした。
ただツッコミどころとたくさんあったけど・・笑 志尊淳さんのキャラクター・・、マイムマイムで票固め・・、学園選挙戦に勝つための父親を収賄で逮捕・・、ピアノを引くために総理大臣・・。
でも、総じて楽しめた映画でした!
映画館で見るべきだった。素晴らしい。
原作を知らない私でもとても楽しめた。
テンポもよく人間関係も上手く作り込まれていて、全ての瞬間を楽しむことが出来る。
特に最後のシーンは鳥肌が立った。本当に素晴らしい。
どうして映画館で観なかったのか、という後悔が押し寄せてきたので、是非復活上映をして欲しい。これから何回も観る予定。
漫画実写化の数少ない大成功作品
「漫画の実写化」というのはしばしば批判を呼びます。
何故なら、ほとんどの場合漫画の実写化は駄作になるからです。私は今まで視聴した漫画実写化で成功だと感じたのは「ピンポン」「デスノート(後編)」「アルキメデスの大戦」くらいです。
しかし、今回その漫画実写化成功例に、この「帝一の國」を追加しました。マジで面白かったです。
ちなみに私は原作未読ですが、事前にミュージカル版「帝一の國」を観劇済みです。ミュージカル版も世界観にマッチしていて本当に面白かったのでオススメですよ。
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全国屈指の名門校である海帝高校。政界に強いコネクションを持ち、この高校で生徒会長になった者は将来の内閣入閣が約束されていると言われるほどだった。そんな海帝高校に主席で入学した主人公の赤場帝一は、総理大臣になるという己の夢を叶えるために生徒会長の座を狙っていた。優秀なライバルがひしめく海帝高校での、命がけの権力闘争が幕を開けた。
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「生徒会長を目指す」というそれだけの作品なのに、どうしてこんなに熱くてムサくてカッコいいのか。登場人物全員がいい意味で狂っているし、個性的で魅力的。そしてそのキャラクター達を演じる若手実力派俳優たち。体当たりでの怪演は、見ていて清清しさすら感じます。中盤に登場する、上半身裸で太鼓を叩いているシーンは、絞り上げられた肉体美も相まって、観ていて興奮を覚えるほどです。
脚本も良く、かなり荒唐無稽な世界観にも関わらず自然に受け入れることができましたし、全14巻の作品をどこまで映像化するのかというのが気になっていたんですが、ちゃんとキリのいいところで綺麗に終わらせていたので、高密度の原作ストーリーを見事に2時間の尺に纏めたなと感心してしまいました。
本当に面白い作品でした。惜しむらくは、映画をあまりにも綺麗に纏めたが故に、続編を作るのがおそらく無理だろうということです。続きも観たかったなぁ……。
めちゃくちゃ面白かったので、オススメです!!
※ロクでもない感想です※
全体的に綺麗にまとめられてて普通に違和感なく見れました、良い実写化だったと思います😃 億人先輩は本当漫画から飛び出して来たんじゃないかってくらいだった…そして京さんマジ京さん…
しかし竹内涼真も好きだし弾も好きだが、竹内涼真が高校生演じるのはキツイような…仮面ライダードライブのときのイメージが強すぎるだけかもしれんが……
おもしろい
半分青いを見てるので、そのキャストが何人も出てるのが面白い。
赤場帝一が自分の国をつくるために生徒会長を目指す話。物語の多くは帝一のひとつ上の代の生徒会選挙が舞台。
帝一がどの次期生徒会長候補につくか、そしてそれをどうサポートしていくか描かれている。
難しくなく見れる。
熱苦しいぐらいの熱演です。
振り切りまくりの独特な世界観は素晴らしいです。
菅田さんと吉田さんの掛け合いは見応えたっぷりです。
あの拍手のリズムなんて、皆さん相当練習されたんでしょうね(笑)
終盤の大どんでん返しも良かったです。
ここ最近で一番期待を裏切られた
ただ千葉雄大と菅田将暉がすごく好きって言うだけで見に行ったので正直まったく期待してなかったが、面白かった!!
マイムマイムは無理があるが、ライチ光クラブの作者と同じだと気付き、少年達の異様な雰囲気は納得できた。
最後のどんでん返しもあり、とても私好み。二作とも良かったので、古屋兎丸さんの漫画を他にも読みはじめた。
そしてなんといっても、どの配役もよかった。間宮くんの金髪違和感なかったし、あの役をやるための声量&オーラも充分。竹内くんのさわやかさは今日本の俳優が出せるトップレベルでしょう!かっこよすぎて、大好きになった。等々他にもいいキャラばかりだった。
配役的にどうしても女性向けに見えてしまうだろうが、話は男女関係なく楽しめるのでぜひ好き嫌いしないで一回見てみてほしい!
面白い
原作を読まず作品を見ました。
漫画原作を実写化反対派ですが、映画としても内容としても面白かったです。
出ている人が豪華な上に、みんな癖のあるキャラをやり切っているため、すごく面白く見れました。
最後の最後まで帝一は帝一で、帝一の国に向けて動いてましたね。
笑ってしまうシーンは、演技のおかげなのか漫画もこんな感じなのかわかりませんがクスッと何度も笑いました!
負けると勝たせてやったは大違いでしたね。
すごい判断力です。
最後のマリオネットのピアノを弾いた後に
君たちのことだよのセリフは鳥肌が経ちました。
面白いの一言でした。
『帝一の國』(2017) ジャンプ系のギャグ漫画が原作らしい。登場...
『帝一の國』(2017)
ジャンプ系のギャグ漫画が原作らしい。登場人物が今をときめく若手たち。原作者のほうが早生まれだが、私と同い年とは。政治や競争主義を皮肉りまくっている作品か。だいたい、ピアノの天才的な善良な子だったのに、ピアノに頭をぶつけてから、父親の希望の総理大臣を目指すような人物に豹変してしまったという。監督が3歳下で、脚本家が1つ下と、同世代が作っているとは、そういう世代なのかと複雑な思いもするが、ギャグの風刺が面白いのが続いていく。野村周平が『ちはやふる』の素の顔とまったく違い同一人物とわからない。『ビリギャル』でもわからなかった。間宮祥太朗もキムタクの『BG』の時とまるで違ってわからなかった。ちょっと変装されるとわからないくらいしかわからない。そんな中で菅田将暉はどうみても菅田将暉だった。権力主義の父親の影響とか、
どの先輩につくかで、進度が変わってしまうという。しかし、欲望と策略が渦巻く中で、竹内涼真のやった役のような人物が爽やかにいられるというのは凄いことで、その良し悪しもどうなのかなとも思ったりする。だがそういう人が中にもいるからやっていける面もあるのかも知れない。これだけの
役者の中で美男子で登場している竹内は凄い。しかし蹴落とそうとする方法もギャグでくだらないところが面白かったりする。超エリート高校の生徒会が内閣につながっているという設定も、ありそうな感じもする。高校生あたりから大人世界の準備がされているのか。男女仲については硬派な映画で主人公と恋人については淡い感じで好感が持てるが、ドロドロした感じではないが、リーダーにつく男が男色的な感じも、そういうこともあるのかなと推測させたりする。設定が男子校だが、女性との共学でハニートラップするような貞操のない女生徒まで絡んでしまってはわけがわからなくなる。実際の政治や企業にはそれもある。千葉雄大も眼鏡だけで誰だかわからない。よくわかっていない私。千葉雄大と竹内涼真がクリーン政治的な。でも負けない意識があるというか。すごいものだ。ある意味、汚いと思われる人のほうも純粋なんだろうか。この映画では汚いところはカネの面で描かれている。オンナ絡みのところは描いていない映画である。硬派的で男色的だろうか。
「良くも悪くも真っ直ぐ」な奴は、善良なまわりにいることか。役名で言えば、生徒会候補者が2人に絞られ、氷室派は、金のばらまきの賄賂政治で票を増やす。対する森園派に主人公の帝一がいろいろあって寝返って入って。主人公が正義そのもののヒーローではないところが、現実的なのか。主人公が同様にカネで対抗しようとするが、父親も恋人も反対である。主人公は恵まれている。結局、生徒たちの正義感が優勢するという正義の話になっているが、なぜ情勢を広げるのがマイムマイムなのか。とても朴訥である。大変に性善説である。映画の内容とは関係ないが、菅田将暉の演技は怒るなどになると大げさすぎて周囲とバランスが取れないというか、声がでかい。母と妹が回想にしか出てこない。出てきたら大河ドラマになってしまう。なぜ総理大臣を目指したかが、ただピアノが自由に弾きたかったという。総理大臣になれないとピアノが弾けなくなるという父親からのプレッシャーからのトラウマ。だが現在朝の連ドラで上昇時期の永野芽郁の女生徒が、立派な強い女性で主人公の気持ちを立ち直させて、主人公は恵まれている。そして野村周平が一番の悪役である。菅田将暉と対決になる。子供の頃は一方的にいじめられていたのが、主人公は悪役にタックルしていった。ただ、悪役の野村のほうも喧嘩中に、主人公に小学生の時から勉強やピアノやヒロインもとられて、悔しかった思いを吐く。喧嘩は高校になっても悪役のほうが強いが、主人公はくってかかる。そして、生徒会長選も闘いが繰り広げられる。正義とは何かが出て来るシーンである。その後の裁定も、喧嘩の後も、良いシーンである。でもこんなに複雑な話にしなくてはならなくなってしまった時代も悲しいのかも知れない。主人公の父親のほうも、かなりのピンチにも夫人は支えとなり、また出てきた。父親(吉田剛太郎)のほうも人生負けてない。悪役の行動も最後までおっと思わせて、主人公もまたおっと思わせる。だがそれも意表をついていた。性善説の映画ではなかった。マキャベリズムだった。結局最後の最後で評価は下がってしまう。それが現実か。さすが同世代制作の映画だった。あーあ。
操り人形
海帝高校生徒会長選の熱〜いお話。
菅田将暉VS野村周平
竹内涼真は清々しいそのままのキャラ。
菅田将暉の一途すぎる帝一はどハマり!
昭和臭が漂う帝一の服装が良い。
糸電話でロミオとジュリエット風の会話も笑える。
志尊淳との愛ある関係もホッコリ。
野村周平の姑息なバカさ加減も笑いのツボ。
海帝祭の男太鼓は圧巻。
賢い帝一の一言
「負けるのと勝たせてやったでは大違いだ!」
帝一が総理大臣になる日が来るのだろうか?
全50件中、1~20件目を表示