帝一の國のレビュー・感想・評価

菅田将暉ありきで観にいきました。学園もの青春ものには興味が無いので、彼が出ていなければご縁がなかった作品でした。
ところがどっこい、辛辣な政治風刺が盛り込まれた選挙戦や、人の心に踏み込んだ内容に引き込まれ、爆笑したり、ジーンとさせられたり、本当に面白い作品でした。期待どおりの素晴らしい演技力だった菅田くんはじめ、出演者全員が個性的ではまり役。
「美女と野獣がいい」と言いながら渋々ついてきた、娘と孫も大満足でした。

原作未読で鑑賞。
とにかく面白くて、もっとずっと見てたい！って気持ちになりました。

話題の若手俳優のがたくさん出てますが、個人的には帝一と公明が面白くて面白くて、映画館で普通に笑ってました。
菅田将暉の演技力にはまさに圧感。やっぱり素晴らしい俳優ですね。
志尊淳も良かったー！ムカつく嫌な役も出来るのに、可愛い役も上手！
野村周平も面白かった。

ストーリーも無駄がなく、つまらない時間が全くありませんでした。ラストであんな展開になるなんて！
意外性もあるし、笑いあり、涙あり。

見ようか見ないか迷ってる方、私は見ることをお勧めします！

面白かったですね。徹底してましたね。なりきってましたね。これからが楽しみな役者ばかりで期待してます。

菅田将暉の才能に改めて感服。この役者は、インテリからチンピラ、好青年からこの映画でのコミカルなクズ男まで、何やらせてもうまい。

ストーリーはとんでもなくアホらしく、真っ正直すぎるくらいの主人公のクズっぷりがむしろ清々しいくらいだわ。
かつての学園ものだったなら、間違いなく主人公のキャラは弾のほう。帝一のようなキャラを主役に据えることによるアングルの新鮮さが、この映画の魅力になっている。
最後のピアノ曲に暗示された野望こそ、帝一が帝一である所以だ。

最初あまり期待せずにいたんですが、想像以上に面白くてびっくり...2回見てしまいました(笑)

軽い気持ちで見にいったのが良かったのか？いや、違う！凄く内容ありきの話だし、設定もすごくいい！最後の最後まで楽しめた！無駄なシーンは一切なく、キャラ設定も完璧！主題歌も良かった！
なんか見終えた後スッキリした！
久しぶりに良い作品がみれた！
どのシーンも印象的だったので、また何年かたったら見返したい作品！
ありがとうございました😊

原作未読ですが、怒涛のような勢いの展開に圧倒されました。フィクションらしく、滑稽なほど人間の傲慢さや媚びへつらいを誇張して見せてくれているのですが、「実際にこんなことあるよなぁ」と妙にリアリティーを感じさせる場面も多々あり大いに楽しめました。ストレス発散にもってこいですね。しかしそれにしても傍から見れば実に下らないことでも、競争と言われると血道を上げてしまうのは人間、特に我々オトコどもの悲しいサガなのでしょうかね？

若手俳優の競演
どの役者も個性が際立ち、観ていて楽しかった
高校の会長選挙という話の中に、政治の世界を観たようだ
エンドロールの永野芽郁のダンス可愛かった

原作は全く知らなかった。
どうせ寒いノリのコメディでしょ？
そう、タカをくくってたので
スルーするつもりだったのだが。
なかなかの高評価レビューに誘われて
見に行った結果......。

このノリ、嫌いじゃないっス(^-^)v

この手のコメディ映画は
さじ加減一つで見事に滑る。

その点この映画は絶妙なさじ加減だった。

弾と帝一の答案合戦は声を出して笑った(^-^)

個性的なキャラにあてがわれた
イケメンキャストも魅力的。

正直、菅田将暉以外は
ほとんど知らなかったが
どの主要キャストの演技も良かった。

なんか、昔テレビでやってたドラマの
「池袋ウエストゲートパーク」を思い出した。
長瀬智也に窪塚洋介。
妻夫木聡に山下智久。
佐藤隆太に加藤あい。
渡辺謙に小雪。
今見ると、凄いキャスティング！

この映画も15年後には
超豪華なキャスティングと語られる
そんな作品になってるのかな？

誰にでも勧められる
掘り出し物の作品でした。

オープンニングからエンドロールまで、最高のエンターテインメント！ テンポもいいし、原作をリスペクトしている感じがまたいい！見て損は無い映画、いやスクリーンで見ないと後悔するかも…

原作未読ですが楽しめました。
盗聴、賄賂、媚売り、策略、知略の権力闘争物語。およそ高校生のやることではないですが、コメディ色が強いのでどす黒さはなく、むしろ爽やか。
思わずほろりとくるシーンもあります。が、いい話だっためでたしめでたしでは終わりません。ラストのオチにはニヤリとさせられました。

原作読んでないけど、それなりに人物のキャラが濃いのだろう。

ストーリーも良いし、人物全員の見せ場があるところが良い。ラストも良い終わり方。

たまに出てくる永野芽郁がかわいい。

原作未読でヨメの付き合いで鑑賞したにも関わらず、ソッコーで引き込まれてしまったw

とにかく勢いが気持ちいい。やることなすこと全力で振り切ってるのが爽快だった。

欲をいえば、キャラに深みが欲しかった。コイツいい奴なんだな〜と思ってたら結局最後までそのまんまみたいな感じだったので。

原作の濃いキャラクターを、若手俳優さん達が見事に演じていました。皆さん素晴らしかったですが、中でも千葉雄大さん演じる森園億人のクオリティが高くて感動しました。1年生編だけではなく、帝一たちが2年生になってからのことも描かれていたので、満足です。

もともと著者のファンだったが、ライチ光クラブが舞台、映画と古屋兎丸氏が世間的に認知され始めた中で一昨年から今年までメディアで見ないことがない、古屋ワールドにピッタリであろう菅田くんに何故出演のオファーがなかったのか甚だ疑問だったので満を辞しての鑑賞。

その割には原作者のお気に入りなのか、脇を固めるキャラクターの数名はライチから続投の出演。

満を辞してと書いておきながらかなり不安だったのも事実で、男だらけの男子校とくればありがちなイケメンパラダイス化して興ざめしてしまうのでは思っていたが、正直それほど期待しなかったのが功をそうしたのか普通に楽しめて安心した。

思っていたとおり菅田くんの帝一はイメージに近く猪突猛進型の真面目バカっぷりには笑わせてもらった。

原作ファンがゆえに言いたいことは山ほどあるが(後半の畳みっぷりは残念だし世界観が現代的すぎる)基本的に原作と実写版は別物と捉えられる性分なので映画として成立していたし、原作未読でも楽しめるというのは重要な要素だと思う。

やはり古屋作品を完全に実写で再現するのは難しいんだなと実感。

ラストは思わずニヤリ。

後半面白くなった。
みんな戦っていることがわかったから。

普段、邦画は敬遠してるのだが原作が好きだったので観に行った。

原作の設定を使っての青春コメディ仕立てな作品で、万人ウケを考えたらコレも１つの形だとは思う。

狂気性とか不条理さとか感情の振り幅とかがマイルドなので観やすい作品ではあるが、原作の空気感や緊張感がない。原作が好きな人には物足りないと思う。
まぁ、好みだけど…
続編を作る気がないのか後半で急いで収束に向かわせたのも闇要素が薄まっていた。

原作を知らなきゃ評価は3〜3.5で原作を考えると2ぐらいかな自分は。

余談だがオープニング曲が80年代のジャパメタバンドのフラットバッカーの「ハード・ブロウ」なのには驚いた。

原作未読ですが評判が良かったので観てみたけど自分には合わなかった。
ただ、菅田将暉の熱演は評価できるし、イケメンキャストばかりなので女子にはウケるでしょう。

野村周平の悪役ぶりがとても良かった。