「本も役者も悪くない」帝一の國 k_keitaroさんの映画レビュー(感想・評価)
本も役者も悪くない
クリックして本文を読む
問題は子供騙し的なコメディ演出。
「お尻出したらお前ら笑うんだろ」「白ブリーフダサイでしょ」みたいな。
予告の時点での悪い予感は的中。
テストの採点シーンも、おそらくアドリブなのでしょうが上手くいってない。吉田鋼太郎も菅田将暉も馬鹿馬鹿しい事を思い切りよくやっていて“さすがプロ”という仕事をしているが、カメラに工夫がなく、
“とんねるずのコントみたい”になってしまっている。映画のプロの仕事ではない。
そもそもアドリブとバレるアドリブはいらないアドリブだ。
とにかく、撮影というか照明がマズイ。
やけに酷くハレーションが起こっていたり、顔に影がかかっていたり、意図的にやっているとしたらセンスが悪すぎるし、意図していないならとんだ素人仕事だ。
エンドクレジットもビックリで、
美美子がギター持って踊っている?!
ギター弾いてない?!
踊りが下手?!?!
なんなの?事務所の圧力なの????
普通エンドクレジットで横に映像が出てると映像に目がいってしまうが、コレは観てるコッチがこっ恥ずかしくて文字を追ってしまった。
映画じゃなくて連続ドラマとかだったら面白かったとは思うけど映画のクオリティではなかったと思う。
このキャストでドラマは無理だろうけどね。
役者がみんな頑張ってただけに残念な作品だったなぁ。
「紙兎ロペ」で笑えるような人には超オススメです!!
コメントする