劇場公開日 2017年4月29日

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「こういう男達をもっと日本に!(笑)」帝一の國 いちこ。さんの映画レビュー(感想・評価)

4.0こういう男達をもっと日本に!(笑)

2017年5月3日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

もう「最高だね!(笑)」の一言に尽きます。(笑)
一人一人のキャラクターがすごく濃くて、ブレてなくて、クズの菊間さえも野村くんが演じれば愛くるしささえも感じました。(笑) コメディ要素もかなり強くて、会場で何度も笑い声があがってました。(笑)
全員が目標や野心を持ってあの手この手で成し遂げようと必死になる姿は、バカだなって思うと同時にかっこよかったです。
必死になるってかっこいい。卑怯なやつもいましたけど、それも高校生がモデルだから許される。卑怯な手を使っても勝てないことがむしろ証明されてる感じも好感持てました。
菅田くんの帝一はかなりはまり役でした。というか、全キャストが完全にはまり役でした。若手俳優が一丸となって全力で演じてる感じもすごくよかったです。誰一人としてはまってない役はなかったです。あのキャスティングだからこそ、ここまで気持ち良い出来栄えになったのではないかと思います。
あっという間の2時間。起承転結もわかりやすくて、脚本すげぇなって感じでした。原作読んでても、読んでなくてもたのしめるのではないかと思います。
本当に心から、もっとこういう男性が日本に増えたらいいのにって思いました。野心むき出しにしてみろや!ガンガン上狙っていけや!って同僚のへなちょこ男性陣に言いたいです。(笑)
こういう男同士のぶつかり合いや闘いは個人的にすきなので、わたしにとってこの映画はかなりドツボでした。もう一度見たいくらい良かったです。

いちこ。