「熱血映画史上1番面白い」帝一の國 まつこさんの映画レビュー(感想・評価)
熱血映画史上1番面白い
圧巻!開始直後から最後まで、あまりに面白過ぎて汗だくだった。1シーン1シーンが瞬きするの勿体無いくらい良かった。他の映画より群を抜いてるレベルの完成度なのが一目瞭然だった。
原作の良さも活かしているんだろうけど、ストーリー展開とか二転三転するどんでん返しもワクワクどきどきで…
生徒会長選挙に向けてのそれぞれの人間性や関係性を活かした作戦や策略、政治家の父親とのやり取りや親を利用した罠、そこだけじゃない友情・腐れ縁・幼馴染の恋人・先輩後輩・ライバルとか…政治から青春まで全てギュッと詰まっててめちゃくちゃ面白い。涙が止まらなくなったあの帝一のシーンを誰かと語り合いたい(>_<)
そしてひとりひとりのキャラ。それぞれの俳優がぴったりマッチしてる上に一切ブレない完璧な役作りで、少しズレるとくそつまんないシーンやさむい作品になりそうな不安要素を全部一掃してくれて気持ち良い!
菅田将暉の帝一は凄いよ…あんなに熱血でテンション常に高い自分のポリシーをぶらさず真っ直ぐに向かってく帝一を違和感も演技してる感じも微塵も感じさせないんだもん、ただただ帝一にしか見えない、あの世界の住人なんだなと。しかし竹内涼真君の分かりやすいくらい異常なカッコ良さにも脱帽だった。爽やかさ・男気・性格の良さ・頭の良さ・友情と家族を大切にする、色々入り混ざってあまりのカッコ良さに失神する人がいたとかいないとか(おそらくいない)。
世の中色んな考え方をもって皆生きていて、皆と共存して生きていく中で大切なことを沢山教えてくれました。
今年公開作の中で「キセキ」「ラ・ラ・ランド」と並んでベスト3入りの作品。その中で順位は選べないけど、明らかに『こりゃ面白い映画だ!!!』と大きな声で言える映画は帝一の國だと思う。
主題歌も含めて最高映画でした。