パターソンのレビュー・感想・評価
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「我が家にはたくさんのマッチがある」とノートに書く
「我が家にはたくさんのマッチがある」
物語はそこからはじまる。なんども繰り返されるセンテンス。
そしてどこかざらざらしたありふれた映像がつづく。
ジム・ジャームッシュの独特な映像。
バスの運転手はマッチがすきでそれについて詩をつづっている。意味はない。マッチはマッチでしかない。ブリテッシュがフレンチ・ブルドッグじゃないのと似ている。
どちらも自分以外のものになれない。
ときどきすれ違うふたごも同じだ。
毎朝、彼女といっしょのベッドで目が覚めわずかな会話をしてバスを運転する。エピソードのように乗客のなにげない話を挿入する。
それが毎日曜日が変わってもおなじだ。そして1日の終わりにブルと散歩し薄暗い古いバーに寄ってビールを飲む。
ふうん、どうってないけど、感じの良い映像がただつづく。
つまり彼の映画は、自分の特別な時間にしかとどいてこない。いつも繰り返して観たいと思う映画じゃない。なにかが欲しい目的で観る映画じゃない。
その意味でも独特だと思う。
だれの映画とも似ていない。
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ア〜ハン
淡々とした日常、だけじゃない
しみじみ良い映画
あえていうなら私は、不思議な出会いとか運命みたいなものの方が興味深...
同じ日なんか1日もない
ジムジャームッシュ
うーん
「客観視」という目線で気づく、毎日の特別さ。
水を少し多めに飲む
バスの運転手による詩的な7日間
2回観たくなる
すンばらしい!!久々に最高傑作を観た! すべてのシーン、セリフ、表...
詩も毎日も同じ 272-6
久々のジム・ジャームッシュ
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