「夢は夢のまま」カフェ・ソサエティ yuyuさんの映画レビュー(感想・評価)
夢は夢のまま
ウッディ・アレンの作品は個人的に好きなものとそうでないものとの差が激しいのだが、今作は良かった。
昔と変わってしまうことに何だか寂しい思いがありつつ、相手も自分も変わっていく。それは仕方のないこと。
自分や相手に対して夢を見続けることはあっても、いつかは終わる。夢はずっと続くわけじゃない。だからこそ夢は夢のまま置いておいたら良いのかもしれない。そういう意味で今作の結末は良かったのではないか。
それにしても年が変わると過去を忘れて新たな気分で前に進む感じがするのは不思議なものだ。
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