「やっぱりウディアレン!」カフェ・ソサエティ yamappleさんの映画レビュー(感想・評価)
やっぱりウディアレン!
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相変わらず、おしゃれでブラックユーモアのある素敵なストーリーだった。
彼の話は、いつも単純にうまくいくラブストーリーではない。今回も、同じ女を既婚者の叔父と取り合うというなかなかなシチュエーション。
社会的に成功して地位があり、自信に満ち溢れた既婚者フィルが、離婚して求婚をせまってきたときと、
まだ何も無いが、若くて希望に満ち溢れ、深く愛してくれる主人公ボビー。
モテオンナのヴォニーはどちらを取るのか…?
そう、結婚は愛だけじゃないのだ。
失意のままボビーはニューヨークに戻り、カフェを経営するのだが、それが大成功。
そう、結局彼は失恋をして、志を仕事に持つことによって、フィルのような成功者へと近づいていくのだ。
時が経ってからも、また2人は会い続けてしまう。一番愛を感じられた、あの時の思い出のために。
2人の女優、ヴォニーが本当に美しくて、結果的にボビーが結婚したヴォニーも、とっても魅力的。
しかし、上手いなあ。おしゃれだなあ…。
ウディアレンの映画は何本も観ているが、個人的にはかなり好きな方の作品。
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