「本人が出てなくて良かった!」カフェ・ソサエティ 星のナターシャさんの映画レビュー(感想・評価)
本人が出てなくて良かった!
映像はゴージャスだし、音楽は流石ウッディー!
シャレオツなJAZZが満載で気持ちイイ!!
そこは、好きなんだけどなぁ~
正直、ウッディー・アレンの映画は苦手です。
大ヒットした「ミッドナイト・イン・パリ」は観やすい作品だったけど、
アカデミー賞に絡んだ「ブルー・ジャスミン」は話を聞いただけで
私には毒が強すぎる予感がして観ていない。
今回は主人公がやばい中年男ではなく若者だったので観に行きました。
他の方も書いている様に、
ウッディーの「毒」が好きな人には物足りないでしょうが
「毒」が苦手な人には良いかも。
まあ、幾つになっても恋を描こうとするウッディー・アレン。
そこは買います!!
でも、時に老年男の妄想を映画で満たそうとするので
そこさえ無ければ良いんだけどな~
今回も老年男が糟糠の妻を捨てて若い美女と再婚してしまう。
って、言うか、若い美女に老年男を選ばせてしまう。
そこが大っ嫌い!
だから、後半若い美女が後悔する件は溜飲が下がったのに、
美しい妻と結婚し、子供までいながら、
別れた昔の恋人にフラフラと引き寄せられる主人公の不甲斐なさ!
でも、男ってこんなもんなんでしょうね。
書いていてウッディー・アレン映画の観方がちょっと解った!
「男って本当にバカ!!」
と思いながら観ると、腹が立たないのかも~(笑)
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