劇場公開日 2017年5月5日

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「軽やかで面白い」カフェ・ソサエティ SHさんの映画レビュー(感想・評価)

4.0軽やかで面白い

2017年5月10日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

笑える

楽しい

知的

ウディ・アレンだからこそ作り出すことができる作品・ワールド・笑い・そして哀しみ…軽やかで決して傑作などとは思わなかったけれど、非常に面白かったなぁというのが率直な感想。
絡み合うストーリーと絡み合う決め台詞に常に監督の思惑を感じてしまうけれど、それがまた異様に心地よくて、最強のフィルムメーカーの単なる虜であることを恥じらいもなく受け入れて、後に何も残してくれるものがない作品だと認めつつも、十二分に楽しみきった思いだけは確実にある。わけが分からない、どーでもいいことを述べているわけだけれども、この作品自体が些末などーでもいいことのオンパレードであって、特段見る必要性は感じない。ただ、そのごちゃごちゃした些末な事柄がうまいこと組み合わせられて、非常に面白いものになっているだけのこと。やっぱ見て良かったなーと思うわけで、次も確実に見ると思っている次第。

SH