「美しくノスタルジーな世界観が幸せな気分に」カフェ・ソサエティ ayayanさんの映画レビュー(感想・評価)
美しくノスタルジーな世界観が幸せな気分に
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どちらのヴェロニカも美しく華やかで素敵。
30年代アメリカの雰囲気も味わえる。
主人公が自分の彼女と父親の彼女が同一人物だと気づかずに、父の恋の応援をするなど所どころクスッとする部分もあった。
でも、主人公にしてもヴェロニカにしても相手への想いが強い感じはあまりしなく、軽く幼い恋にみえた。
主人公は結婚して子供を授かった後も元カノと気軽に恋を復活させたり、元カノヴェロニカも夫をお金で選んだと衒いもなく口にし、ほんの僅かな罪悪感で軽く夫を裏切る感覚に、この作品は浅いものなのかと感じてしまった。
この時代の恋愛感覚なのか、そこがコメディ要素になっているのか。それとも本来男女が愛し合うってこういうものなんだよってことなのか。
ウディ・アレン監督の作品は初めて観たけれど、他の作品も挑戦してみよう。
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