アンダーワールド ブラッド・ウォーズのレビュー・感想・評価
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アンダー・ブラッドシリーズファイナル
1000年もの長きに渡る、バンパイア族とライカン族の、血を血で洗う争いも遂に完結。バンパイア族の美しき、孤高の処刑人・セリーンを主人公に繰り広げられる、アクション・ホラーもシリーズ5作目で、遂にファイナルを迎えた。
本シリーズは、『バイオハザード』の影にやや隠れた、アクション・ホラー・シリーズの名作だが、個人時には、こちらの方が好みのシリーズだ。というのも、セリーンを演じた、ケイト・ベッキンセールの美しさと強さに魅了されたし、大作映画には珍しく、90分枠の短い上映時間の中に、グロさもふんだんに盛り込んだ、途切れないアクションシーンが、凝縮されて続く面白さにあると思う。
パンパイアの長老殺しの為に、仲間からも追われる身となったセリーン。一方で、ライカン族の新しきリーダーとなったマテウスは、有能な組織戦略によって、バンパイア族を窮地に陥れようとしていた。そこで、バンパイア族は、より強い戦士を育成するために、セリーンを呼び戻し、教官に据えた。しかし、それは、次期長老を狙うセミーラの罠でもあった。
また、マテウスは、行方不明となっていたセリーンの娘のハイブリッドの能力を得る為に、その行方を追い、捕獲に乗り出していた。それを知った、セリーンは、トーマスの息子デビッドと共に、マテウス率いるライカン族に立ち向かうことを決意する。しかし、マテウスの激しい攻撃に遭い、窮地に追い込まれる中で、最後に、セリーンは新たに身に着けたパワーで反撃する。
物語は一応、完結となったわけで、ラストの2つの種族の戦闘シーンは、ゴシック・ホラー的なこれまでの雰囲気を継承して、古城が舞台となっていた。しかし、機関銃やピストルの弾丸が飛び交う戦闘は、本来のゴシック・ホラーとしてのアクションの面白さとは、ズレを感じた。やはり、本シリーズの最後を飾る戦闘シーンは、鋭い歯で噛み合い、剣で体を切り刻む様な、エグいグロさを、もっと期待していたが、そこは残念だった。
思想の為に戦うという思想は正しいか?
シリーズ制覇
頑張るケイト・ベッキンセール
途中一回だけお休みしたケイト・ベッキンセールが吸血鬼の処刑人を演じるダークファンタジーシリーズ。
前作で狼男との間に混血の子供をもうけたケイト、狼男のボスがこの子の血を求めて吸血鬼に戦いを挑む。
レーザースーツに身を固めたケイト・ベッキンセールは相変わらずかっこいい。
前作よりは確実にマシ。次回で最後かも
地元の映画館はなぜか今作だけ上映してくれず、仕方なくレンタルを待ち、やっと見れました。あの...前よりはずっとマシだし、大分色んな設定入ってきたのに何故に上映エリア狭まったんや!(爆)というのが感想です。
4作目がシリーズからブレているのか、新しいことに挑戦したいのか、何とも言えない出来だったものだから正直この5作目ではとりあえずセリーンの決戦が見れれば良いや、と考えていました。が、割とマシになった、というよりあのアンダーワールド感が復活したのです。(バンパイヤとライカンがマフィアっぽいグループ同士で抗争するあの感じw)ビギンズの舞台でセリーンが戦っているようなシーンが新鮮で良かったです。今回デビットはなかなかの重要キャラで自分も完全になめきっていたものだからビックリでした。過去作との繋がりも今回は結構多いので注目です。
悪い点は、構成のミス。戦い方を知らずに「よし、戦うか!」とかほざくバンパイヤ長老、デビットが帰れ!と言ったらあっさり帰っちゃうライカン。正直お前らよく15世紀も生き残ってこれたなというくらいアホな部分もふんだんで笑っちゃいました(決して笑うところではない)。あとマイケル早よ出てこーい!(あれ、生きてたっけ?ちょっとわかんなくなった)。最後に一つ、カメラのブレスローモーションがめっちゃくちゃ腹たちました。あれで大分安っぽく感じました。
まあそれらは除いて4作目よりはずっと面白かったです!
77点!
あと、もう1作で最後かも
アンダーワールド ファンですぅ 楽しみに待ってたのに こちらでは公...
ケイト・ベッキンセールの美しさは変わらない!…それだけ
ヴァンパイアの女戦士セリーンの孤高の戦いを描いたアクション・シリーズの5作目。
「1」~「3」はそれなりに面白く見たが、「4」が個人的にコケてあまり覚えておらず、曖昧な記憶のまま鑑賞。
長老殺しの罪で同族から追われる身のセリーンだったが、ライカン族の猛威と対する為、呼び戻される。が、それにはある陰謀が…。
また、ライカン族のリーダー、マリウスは混血種であるセリーンの娘イヴを狙っていた…。
追われる身のセリーンとか、混血種の娘イヴとか、かろうじて覚えており、「バイオ」ほど話に付いていけない事はなかった。
が、皮肉な事に、その話がいまいち面白くない。
身内も外も敵だらけ…なのは、結局やってる事はいつもと同じ。
マリウスも元老院の高慢ちきな女も敵としてさほどインパクトが無い。
娘イヴもほとんど話に絡まなかったような…?
目立ったアクション・シーンや見せ場も特にナシ。
シリーズでは一番つまらなかった。
敢えて良かった点を言うならば言うまでもなく、ケイト・ベッキンセール。
シリーズ開始から14年。レザースーツ姿のセクシーさ、美しさはまだまだ変わらない。
またそれを見れただけでも…。
ラストにちと驚いた。
えっ、これでシリーズ終わりなの!?
何だか全て丸く治まったように語ってたけど、娘との事とか中途半端。
ストーリーは相変わらずで^_^! ただできたら戦いは 銃撃戦じゃな...
原点回帰!
ヴァンパイアとライカンの抗争と「血」を巡る争いに焦点が当てられており,全体的な雰囲気やテイストは1作目に近いかも。話が広がりすぎず,コンパクトにまとまっているのであっという間の90分。
次から次へと色々なキャラが登場するので過去作を予習しておくとスムーズに入り込めると思う。予習なしで観たらストーリーの半分もわからないのではないか。
会話やアクションのカット割りが短い。テンポが良いとも言えるが,個人的にはちょっと短すぎる印象を受けた。観ていて落ち着かない。
生まれ変わったと思しきセリーンが何だか凄そう。髪色が漆黒からブロンドっぽくなってかなりイメージが変わった。そのセリーンの最後のカットとセリフがとても意味深かつ謎めいているので,このシリーズはまだまだ続きそうな気配。肝心の「セリーンの娘」も活躍の余地はあると思うし。
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