「思わずニヤッとしてしまう緊迫感」おとなの事情 菊池太郎さんの映画レビュー(感想・評価)
思わずニヤッとしてしまう緊迫感
シンプルに設定が好き。
それぞれ爆弾を抱えながらユーモアも交えつつ和やかなホームパーティーを進めていくも、
携帯の通知音の鶴の一声で、押し黙り緊迫が走るのが堪らない。
個性豊かなメンバーそれぞれを実力派俳優が演じており、絶妙かつリアルな間が見どころ。
最後のまとめ方は、本当にそれでいいのかと納得できず少し肩透かしを食らってしまったが、映画として観る分には感動できるかもしれない。
もちろん男側にも非があることことがあるのも分かるが、口論になった時、年齢や職種に関係なく、女性に言い負かされ黙ってしまうのも男の悲しき性か。。
ここもリアルであった。
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