「おとな、ね。」おとなの事情 栗太郎さんの映画レビュー(感想・評価)
おとな、ね。
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趣味の悪いゲームだなあ。
都合よく、都合の悪い電話やメールが来る、まるでロシアンルーレットのようなドキドキ感。
結局、言い出しっぺも賛同者も、やろうと言う奴が秘密を抱えてて、やめておけと言った奴が隠し事がなかった。ゲーム中も、隠したいことがある奴ほどうるさい。整形外科医という世間ではうさん臭そうなオジサンが実は一番誠実な人物で、カウンセラーという常識的判断ができそうなオバサンがヒステリックでやましい秘密があったというのが皮肉たっぷり。
全て、聞かなかったことにできるというのが「おとな」ってわけね。「おとな」じゃなかったらできないゲームだな。
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