ハクソー・リッジのレビュー・感想・評価
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戦争の残酷さを映す程反戦の思いが伝わる
家の整理をしていたらまた出てきました、
未見のDVD😱
中でも今作、戦争じゃないですか。
戦争映画苦手なんです😅
しかも結構長いらしい😰
他にもDVDあったから後回しか⁉️
いや、きっと良作だ😤
監督メルギブソンだし。
そもそも何で後回しになってたか、
アンドリューが好きではないから。
いい男だと思いますよ、だけど何か軽薄さを感じる。
どーでもいーけど、瀬戸康史に似てる。
瀬戸も興味がない。
今作で興味あるとすれば、やはり名優ヒューゴでしょうね👍
あとドロシー役の女優、キレイですねー❤️
最近こーゆー若い正統派の美人増えてきておじさん嬉しい😍
で中身ね。
まあいっぱい死にます。そらそーよ戦争だもん。
その見せ方がリアル。
よく爆弾一発で大勢の人が吹っ飛ぶ映像ありますが、今作は肉片とか上半身だけとか、明らかに死んでるのが分かります。
銃撃戦でも頭だけとか足だけ千切れたり、頭半分無いとか内臓飛び出してるとか、観てないけど「進撃の巨人」の実写でもこれくらいやれよ💢(アニメは悲惨な死体沢山😱)と思うくらい、残酷この上無し。
ここまで表現するのは、監督メルギブソン故なのか。
彼の信仰から来る反戦の祈りは、作品の中では「不戦の兵士」ドスの、まるでスーパーヒーローの様な立ち回りと、残酷な死に方と無残な死体に依って語られている。
観てるとアメリカ側に肩入れしてしまうが、勝って万歳という感じでもない、ドスの振る舞いに全てが現れている。
これでこの人が実在の人物という事も凄い。
今更ながら、故大林宣彦監督も、ここまでの残酷描写をやって見せて欲しかった気もする。そうすればもっと彼の反戦の祈りも伝わったのではないだろうか。
一個ケチ付けたいのが、日本軍の切腹シーン。
これはちょっとリアルさが足りないかな🤔
後で調べたら、あの方は陸軍中将牛島満らしい。
日本軍でドスみたいなの居たら、
即絞首刑なんだろう。
彼自身を拾う
彼が米兵を彼自身と同じように思っていたこと。
自分の信念に従って、自分自身を拾うように仲間を拾うこと。
安息日前に多くの人を1人で救い、彼がテントに戻る時、きっと助けられなかった、残してきた仲間のことを思っていたんじゃないか。
その時の彼の気持ちを想像するとやるせない気持ちでいっぱいだ。
アメリカから見た日本兵ってああなんだ。
人は守るために戦う。
武器で戦わなければ守れないんだろうか。
リアルとして、今もどこかで武器を持って戦う人がいて、自分はベッドの上で映画を観ながら考えているだけ。
虚しいな。
信仰と恐怖
戦争映画は恐ろしい。この映画を観た第一声がそれかと突っ込まれそうだが、本心なのだから仕方ない。ホラー映画よりも恐ろしいと思う。それが現にあるものだから。本作を観ながら、私は飛び交う銃弾を避けようと何度ものけぞり、恐怖の声を上げた。それほどに戦闘シーンは迫真に迫り、観る者に強い衝撃を与えるものとなっている。映画技術の進歩はもとより、メル・ギブソンの手腕にもよるのだろう。とはいえ、殺し殺される相手方は日本人なのだから、複雑な思いにもなる。
主人公を演じるアンドリュー・ガーフィールドは、「沈黙」で演じた宣教師に続いて、日本の地で信仰心を試される役を演じることになった。彼は両方の役で同じような台詞を発する。I can’t hear you. 神よ、あなたの声が聞こえません。ただし本作では、そう呟く彼の耳に、負傷して呻く戦友たちの声が飛び込んでくるのである。
全く前知識なく観始めたため、エンドロールの前にデズモンド・ドス本人の映像が流れて驚いた。
日本人としてどう感じるか?
太平洋戦争末期の沖縄本島での日米激戦を映画化。武器を持たない衛生兵を主人公に迫力の戦闘シーンがこれでもかと押し寄せる。
個人的には、何かを訴え掛けられたと言う事はなく、信念を貫き通す青年と激しい戦闘のリアル描写の裏に『アメリカ最高』が見える脚本だと感じた。
私は自身をゴリゴリの保守ではないと思っているが、あの日本兵の描写には悪意を感じざるを得ない。
論評の中には中立な描写だ、当時をよく調べて戦闘シーンなどを再現したと言う評価も見受けられるが、製作及び監督の意図を一人の日本人として何かが引っ掛かる残念さを感じてしまった。
また、本作に歴史的興味を持った事に間違いはなく、日米激戦のハクソー・リッジは現在の浦添市に実際にある高地との事。両国の戦没者に敬意を持って訪れてみたいと思った。
戦場での命の軽さと、当然であるべき命の尊さを学べる
アメリカ側から見た沖縄戦。
途絶えることなく襲ってくる日本兵。
日本人の自分でも、アメリカ側に感情移入させられると、日本兵が怖くてたまらない。
日本兵は命を落とす覚悟で襲ってくるのを理解できないアメリカ兵。
これはよく聞く話だが、この映画でアメリカ側の立場に立って、その理解できない気持ちが初めて分かる。
一方で、1人でも命を落とさせたくないと勤める主人公。
訓練時には、いじめられた仲間や上官も助けた。
全ての人を殺してはならないという信念を持って。
日本人をも助けているシーンは胸に刺さる。
戦場での命の軽さと、当然であるべき命の重さの両方が深く理解できる映画。
理不尽にも思える明確な敵があって際立つ誉れ
とにかくアンドリュー・ガーフィールドの演技が良い。
ストーリーも良いが、序盤が微妙なのと、まるでゴキブリのような日本兵が演出しすぎに思える。
それでも争い自体にフォーカスしているわけではなく、あくまで主軸はデズモンドの信念だから感覚的に見れる。
良作。
「もう一人助けさせてくれ」
・戦闘シーン肉薄感すごい
・「もう一人助けさせて」の言葉の力は強い。
・使命のために体を使うこと。
・奥さんとのなれそめがキザ
・奥さん美人
・こういうラブストーリーは美女だと力が宿る
・帰らなけれないけない動機づけがつよく、美女を潜在的にみたいと思うから観客が共感する
・沖縄決戦みなければ
・日本兵の描き方が丁寧
・自分の意志ではどうにもならないものがある。
・行動や願望は自分で決められる。
・父親像が切なくて素晴らしい。
・子は父が憎らしくて愛してもいる。
・だから銃を持てない。この動機が温かい。
事実は小説よりも奇なり
戦争映画史にまた1つ名が刻んだ!
プライベートライアン以来のリアル。
他の戦争と違って主人公の兵士になる前まで掘りあげていたのでドラマとしても素晴らしい。
しかし何より素晴らしいのは戦争の描写と主人公の行動だ。
銃持たずに戦場を歩く人が何処にいる?
日本兵の文字通りの狂気に負けずたった一人で70人以上を救った衛生兵が何処にいる?
本当に心が震えた。
勇敢さとは
さすがに見ごたえバツグン。戦争映画の新たな金字塔だと思う。
んでも個人的に一番好きなのはやっぱり「フューリー」かな。
本作は戦闘シーンの生々しさやメッセージ性で「プライベート・ライアン」を超えた。
さて主演のガーフィールドは、本作と「沈黙」でけっこう似た役柄というか、
似たテーマを表現したわけですよ。信仰とか、信念とか、戦いとか受難とか。
どうしても「沈黙」との比較になっちゃうけど、
本作で焦点になっていたのは「勇敢さ」なのかな、と。
もちろんそれは銃を持って戦うことではなくって、
信念を持ち続ける強さというか、ある意味でその信念に殉じるというか。
まぁはっきり言っちゃえばワガママにもなりかねないんだけど、
そこら辺をうまく「勇敢さ」ってところに着地させてたと思う。
あとは全編を通して明確な反戦メッセージがあること。
日本兵・アメリカ兵のどちらも同じ人間で、同じく恐怖に怯えてる様子を明確にしてて
やみくもに日本を悪者にしてないのも好感がもてた。
メル・ギブソン監督、いいね。
実話だけど描かれるのは信仰
人を絶対に殺せない信仰をどこまで徹底できるか。キリスト教の教義として、どこまで信仰を貫けるかを描く内容と思える。メルギブソンのテーマはずっとそこにある。
戦場という極限状態でも信仰を貫き、且つ、勇敢にも75人の仲間の命も救うという快挙を果たした実在の人物の物語。映画としても実話としてもとても面白いが、根底にあるのはメルギブソンだなあという感じです。
指揮官の切腹がかなり時間を割いて描かれてて、日本の切腹に対しても国家神道という信念を貫くことと対比させたのかもしれない。あるいは生を求めることと、死を求めることとの対比なのかもしれない。
正義も悪もないよ
敵が日本軍なのでどちらにも感情移入してしまいます。
映画内に日本兵を助ける場面があるんですが、それがこの映画の最大の肝なんじゃ
ないかと私は思います。
短いシーンでしたがデズモンドの人間性や信念を表す重要シーンです。
老若男女に見てほしい映画です。
英雄とは
映画上映中に観に行こうとしたけど、なかなかご縁がなかった映画。
理由がわかった。
この映像を大画面で連続してみるのはかなりきつい。
きっと私には無理、ということでご縁がなかったのね。
今回、北海道移動中にAmazonプライムで鑑賞しましたが、休み休み観てなんとかなりました。
それほど戦場がリアルで血生臭い。
これが実話か、と恐ろしかったです。
まぁ、現実はもっと酷かったことでしょう。
英雄になりたくて英雄になれる人と、真の英雄はここに眠っている人達、と言ってしまえる英雄の違いは何だろう。
キャプテンアメリカが思い浮かんだけどある種キャプの実写版?
思想が超越しすぎてました。
信仰なのか信念なのか謙虚さなのか、何が、はとても難しいですが、とにかく、とんでもないことをやってのけたすごい人、というのはわかりました。
何よりすごいのは、あの戦火をくぐり抜け生きている、ということだと思います。
沖縄以外にもレイテやらで先に手柄を立てていたと記事でよみました。
映画中、私は何度も兵士に身を置き換えてましたが、いつもすぐに撃たれてました。
勇敢に戦って生き残った、それだけですごいことなんだと、この映像を観て思いました。
【良心的兵役拒否者の、命を懸けて任務を遂行する姿に慟哭を禁じ得なかった作品】
壮絶極まりない沖縄戦の中でも史実に残る”前田高地=ハクソーリッジ:高さ150Mの絶壁”の攻防を”これ、「プラーベート・ライアン」級じゃないか”と思わせる程の白兵戦の激烈さ、生々しさで描き出す。
砲撃音が炸裂する凄まじさ、吹き飛ばされる兵士達の腕、足、身体・・。その中をデズモンド・ドス(アンドリュー・ガーフィールド)は敵味方関係なく、躊躇いなく救い出す。
”良心的兵役拒否者”として、当初侮蔑の視線を浴びせられていたドスが何度も何度も”ハクソーリッジ”を登り、自軍が撤退した後も戦場に残り且つて自分を侮蔑した上官を含め75名を救出する姿には敬服するしかない。
彼が負傷した兵士達の元に駆け寄り”俺が家に帰してやる”と声掛けし、砲弾が行き交う中、負傷兵を背負いハクソーリッジの崖淵まで何度も何度も往復する姿に次第に感嘆の目を向ける米国兵士達・・・。
序盤のデズモンド・ドスが看護師ドロシー・シュッテ(テリーサ・パーマー)と恋に落ち結婚する姿や、自ら銃に触れない信念を貫く姿(軍法会議で信念を宣言する姿!)を見た後だけに、感動は高まるばかりである。
唯一残念だったのは(仕方がないのは充分承知しているが)、対峙する沖縄の日本兵の描写である。意を汲んだ感は感じられたが、哀しき悪役感が漂っており(無謀な攻撃の数々)もう一歩、日本サイドの背景も描かれていたらより心に残る作品になっていたのではと思う。
<良心的兵役拒否者の、武器を一切持たず傷ついた兵士達を延々と救出する姿に強烈な反戦思想を感じた作品>
<2017年6月24日 劇場にて鑑賞>
沖縄の死闘
シンプルなストーリーで、非常に見やすい(^^)b
とはいえ、沖縄戦のシーンは、なかなか激しくて、見やすいものではない( ^_^ ;)
まぁ、日本人に敵意を抱かせるような内容じゃなくて良かった。
とりあえず、ヒロインのテリーサ・パーマーが美しすぎる♡♡
=ニッポン
この主人公が勇敢で素晴らしい行動をしたという点には異論はまったくなく、むしろ感心し感動した。
ただ、この映画のキモである主人公の主義というか信念にはクエスチョンがついた。自分だけ戒律を破らなければそれでいいのか。自分の主義を他人に押し付けない、だから戦争も否定しない。戦争で負ければ大事な人の命も守れない、だから戦争は否定しない。ただ、自分以外の人に戒律破りを押し付け、自分だけ戒律を守るのはエゴではないのか。このキモの部分に疑問があるとすっきり感動はしずらいのであった。
レビューを書くために主人公の信念について考えていくうち、あこれ=ニッポンだなと思った。9条があるから戦争には参加できないけど、後方支援なら出来ます頑張ります。そう考えると、この映画は議論を深めるのにも、日本の立場を説明するにも役にたちそうだ。
メルギブソンらしい。
ほんとに身を呈して救いを与える人間を描くのが好きなんだなぁと。結局そうゆう人間に感動してしまうし。
沖縄戦だと民間の犠牲者の印象が強くて、アメリカ兵の犠牲者についてあまり考えたことがなかったので観てよかった。
日本の軍人の切腹に関しては無責任以外のなにものでもないと思うので、陥落としてわかりやすくても印象的に美化したような表現はよくない。
壮絶な戦地
主人公がやり遂げたことにも驚きましたが、それ以上に戦地での戦闘シーンがリアルで壮絶さがひしひしと伝わりました。
まさにメルギブソンならではの作品だと思います。
また、よく日本兵の扱いがあまりに適当な映画がありますが、その辺の演出も丁寧でリアリさがより増した感じをうけました。
また、2時間半近くの長い作品ですがそれを感じさせず、あっという間にエンディングを迎える程集中して観れた作品でした。
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