劇場公開日 2017年6月24日

  • 予告編を見る

ハクソー・リッジのレビュー・感想・評価

全334件中、241~260件目を表示

3.0「良心的兵役拒否者」が認められるアメリカ

2017年6月30日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

主役アンドリュー・ガーフィールドは、『沈黙』に続いて自らの信仰心、信念との葛藤に揺らぐ役。こちらの方は一切のブレがない分だけ、あれだけの残虐シーンのあとでも清々しさが残る。

ところで、攻め口はここしかなかったのか?とか、アメリカ軍が退却した隙に夜間にでも縄梯子を切断しないのか?とか、東京の空襲のように空からの攻撃を選ばなかった理由は?とか、まあ両軍ともに戦術的な疑問はある。(それは僕の無知からくるものかもしれないが)
しかし、そんな疑問はこの際関係がない。主題は、一人の平和主義者が、自ら志願して戦場に赴き、危険を恐れずに75人(敵兵まで含む)もの負傷者を救った、という事実。やってみろと言われてもそうはできまい。だからこそ、同じ部隊の連中が、彼に敬意を持つようになるのだ。

ま、日本軍だったら、「銃を持たない」って時点で集団リンチ。果ては訓練中の不慮の事故死、で帰らぬ人となっていたであろう。戦時であれ、理性を失わないアメリカ軍に勝てるわけがないよ。

コメントする (0件)
共感した! 0件)
栗太郎

4.5そこには、ただ信念があった。

2017年6月30日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

泣ける

悲しい

「銃を持たないのに何故戦争に行くのか?」
この作品を観る前の疑問。
この作品を観て、戦争を肯定することは出来ないけど、腑に落ちた。

劇中様々な流れがあり、
「銃を持つだけでいいのに。そうすれば罰せられないのに。」の発言に、
「でも信念を曲げたら生きていけなくなる。」の言葉がとても響く。
この作品は誰しもが信念で成り立っていた。

戦争を肯定せず、否定せず、やらねばならない時代の覚悟を決めた人たちの映画。
アメリカ目線の映画ではあるが、どちらが正とかではなく、ただその場で殺し合いがあって、むごい戦争が繰り広げられ、その中で銃を持たずに必死に仲間を(日本人含む)助けた男の話だった。

「戦争ダメ!」と明言してはいないが、静かなるメッセージを感じる作品でした。
観て良かったと感じた。

戦争シーンはむごいシーンも多いので、苦手な人は1時間過ぎたあたりから辛いと思います。

コメントする (0件)
共感した! 0件)
まえじー(★は全部5にする)

4.5素晴らしい映画

2017年6月30日
iPhoneアプリから投稿

戦争の恐ろしさがよく分かる映画だった。
1人の男の信念にとても心が熱くなった!
最高の映画でした。

コメントする (0件)
共感した! 0件)
@km@

3.5さすがはメルギブンソンと思わせる

2017年6月30日
iPhoneアプリから投稿

戦闘シーンは文句なしの大迫力!ただ、もう少し丁寧に登場人物の描写をして欲しかった。

コメントする (0件)
共感した! 0件)
pikky

4.0ジャータカの逸話

2017年6月30日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

興奮

 メル・ギブソンもついにクリント・イーストウッドやロバート・レッドフォードの仲間入りを果たしたかと思われる作品である。
 テーマは歴史的にも世界的にも一般的であるが、いまだに誰もすっきりした回答を出せないでいるものだ。すなわち、戦争は人殺しか、世間一般の殺人事件の人殺しとどう違うのか、というテーマである。
 主人公は信仰から、人を殺してはいけない、自分は人を殺すことは絶対にできないと信じている。そして戦場には、人を殺すのではなく人を助けるために行くと主張する。主張するまでなら誰でもできる。問題は、銃弾が飛び交い仲間が次々に倒れる修羅場にあってなお、その主張を貫くことができるのかということだ。
 戦場など、人間の究極の選択が試される場所を文学的には極限状況と呼ぶ。極限状況にあって、何をするか、どんな姿勢で臨めるかがその人間の本当の姿をあらわすという仮説に基づいて、様々な作品が作られてきた。果たしてこの作品の主人公は、極限状況にあってもなお、自らの信念を貫けるだろうか。
 難攻不落の丘、ハクソーリッジでの戦闘シーンは、これまでに観たどの映画よりもリアルで迫力に満ちていた。もし自分があそこにいたら、1秒も正気を保っていられないだろう。
 そんな状況でひ弱い主人公に何が出来るだろうと、誰もが思う。それがこの作品の肝だ。主人公にとって、信仰は奇跡ではなく、現実である。自分を律し、あらゆる暴力を禁ずることで自分の生き方を貫き、レーゾンデートルを見出だす。
 仏教のジャータカの逸話は誰もが知る有名な話だが、森の火事を消そうとしたハチドリだけが称賛されるのではなく、ライオンもゾウも、最初に逃げ出したリスさえも、それぞれの役割を果たしたとされる。
 この映画はまさしくジャータカの逸話通りの作品で、登場人物の誰もが素晴らしい。では、森に火事を起こしたのは一体誰なのだろうか。

コメントする (0件)
共感した! 1件)
耶馬英彦

5.01人の人間の信念の物語

2017年6月30日
iPhoneアプリから投稿

デズモンドの信念の物語でした
前半描かれたのはデズモンドの戦争前の出来事で
なぜデズモンドは
武器を持たずして戦場にいく選択をするのかを
丁寧に描いてました
デズモンドは元々信教的で幼い時と
青年期の出来事で武器を持つこととくに
銃を握ることをやめるという誓のもとに生き
戦場でもそれは変わらない。
武器を持たないのは弱者といわれ
蔑まれ、同じ隊の人からも壮絶なイジメをくらい
それでも人を助けたいという気持ちだけで
乗り切り
タイトルにもなるハクソーリッジの舞台へ
いざ本物の戦場にいくと
銃では一瞬、ほんとになにも考えずに
一瞬で人が死ぬ、これまで鍛え上げてた肉体や
精神などを無にするほどに
その映像はこれほどまでにリアルか!とも思わせ
自分が戦場に投げられてるくらい恐怖を感じるほど

いくらデズモンドがこれまで大切にしてきたものでも
この場では無駄になってしまうのではないか
そのくらい戦場ってのは酷いなって
というより自分を守るために
戦友を守るために武器を使うのは正しいことなんでは?
とも思ってしまう。

でもデズモンドは違った
1人砲撃の止まない戦場にのこり
傷ついた兵士を助けたい一心で
敵もすぐ近くにいる中
たくさんの兵士を1人で助ける、

そこには日本兵も含まれていたそう

デズモンドの行動は国のためではなく
1人の人間のための行動だったという強い信念

ただただ助けたい
その信念に深く心打たされて
後半は涙が止まらなかった

沖縄が舞台ということもあり
日本では賛否が分かれるかもしれません
でも、その描き方より
1人の、デズモンドドスという男の生き方に
色々感じることがあるはずです
悲惨な描写もありますがぜひ観てみてください

コメントする (0件)
共感した! 0件)
tk

5.0観てると声あげちゃう

2017年6月30日
iPhoneアプリから投稿

声あげちゃうくらいにハラハラドキドキ、応援しながら鑑賞。でも主人公の笑顔がちょっと気持ち悪い。白人だらけで、制服でヘルメットで、顔が泥だらけなので、区別がなかなかつきにくい。もう1回観なくては。

コメントする (0件)
共感した! 0件)
ボケ山田ひろし

4.5メル・ギブソンの贖罪映画

2017年6月30日
iPhoneアプリから投稿

前作「アポカリプト」は暴力に満ちた世界を描いた名作でしたが、今作は前作のテーマの先を見せてくれた映画だったと感じました。

暴力に満ちた世界の中で崇高に生きる道があるとしたらそれはこのようなものだ、ということを示してくれた作品だと思います。

また、主人公の父親はアル中でDVを起こす、という設定は完全にメル・ギブソン自身を投影している様に思えます。
そんな父親が、見たくもなかった軍服を着て、息子を無罪にしようとする場面は感動的でもあったし、それ以上に、メル・ギブソン自身のここ10年程での様々な罪に対する贖罪意識も含まれているのではないかと感じました。

主人公が暴力をふるわないと決意するのは、弟への暴力に対する罪の意識からであり、自分の罪を赦してもらうために仲間の命を救うのです。
ハクソーリッジに再び戻る前に主人公が体を洗うシーンは、主人公が完全に過去の罪を赦してもらえた、という意味も含まれていると思えます。

コメントする (0件)
共感した! 0件)
pippo9

5.0低評価の人のコメントで

2017年6月29日
iPhoneアプリから投稿

戦争に反対ならなぜ戦うの?とか、人を殺してるのに救うとか意味わからないみたいなこと言ってるやつおるけどさ。じゃああなたは1人で戦争を止めれるんですか?周りの人が戦場に行ってるのに自分だけのうのうと生きるんですか?
戦いたくないけどみんな戦ってる。自分は戦えないけどせめて人を救おう。そんな勇気ある人の話ですよ。信念を貫いた強い人なんですよ。
アンドリューも素晴らしい演技で良かった。

コメントする (0件)
共感した! 0件)
たらこ

4.5信念を貫く主人公の姿に泣けた

2017年6月29日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

自分の信念を何があっても貫く主人公。

戦争という"殺すことが当たり前"な状況でも、
"絶対に人を殺さない"という信念をもとに、
銃を持たず戦地に赴き、「もう1人」「もう1人」と
何度も危険を冒して仲間を救う姿に胸打たれました。

彼のように、
何が何でも貫きたい思いはあるか?
一度自分に問いかけ、本気で考えてみよう
と、思わせてくれた素晴らしい映画でした。

コメントする (0件)
共感した! 0件)
Drose

3.5メルギブ成分100%

2017年6月29日
iPhoneアプリから投稿

どこにでもいますよね。頑固な変人。
空気を読むどころか手前勝手な正義を振りかざして周囲の顰蹙をかったりしている人。
そういう人がある日、英雄となる話です。
「狂っているのはお前か?戦争か?」的な価値観の逆転。
変態と呼ばれるメルギブ自身の生き様と重なって見えますね。
宗教を背負った特異な人物が主人公なので、観客からの共感を得るまでが、長く険しい道のりとなってしまうのが物語の構造的な弱点となっています。
救出される兵士の誰かを主人公にして、客観的な視点を中心にした方が、コンパクトでキレが良くなる気もするけど、そこはメルギブ。小細工無しの真っ向勝負に出ていますね。そしてこの前段部分がめっぽう面白くもあるのです。

仲間を救出!で物語としては終わっているはずなのに、主人公の出番がない最後の戦闘シーンまで描き、勢いで手榴弾キックとか、ハラキリまでやっちゃって、さらにおまけの本人インタビューまでつけちゃうぞ、といった特盛りサービスでお腹いっぱいでした。

コメントする (0件)
共感した! 0件)
ハニーバジャー

4.0アメリカ人 日本人

2017年6月29日
iPhoneアプリから投稿

とても感動し涙を流した
とともに日本人である自分かどのようにこの映画を捉えたらいいのか分からない

今は複雑な思いが胸のかなを駆け巡る

沖縄は良い所なんだよ
沢山の血が流れ命が消えた場所なのだと改めて思う

また行かなくてはね

今ある平和はその上に成り立つとても弱く簡単に崩れ去るものだと思いたくない

今もどこかで多くの血が流れている
戦争もそうだ
テロもそうだ
犯罪もそうだ

憎むべきは人ではない
憎むこと自体が違うのかも知れない

許し合いわかり合い
笑顔でいれたなら
名声も富もいらないんじゃないかな

戦った人たちへ感謝します
戦わなかった人たちへ感謝します
今を築いた人たちへ感謝します

コメントする 2件)
共感した! 8件)
カルヴェロ

5.0凄い作品

2017年6月29日
スマートフォンから投稿

泣ける

凄い作品でした。
本当の戦争の悲惨さと人の信念の素晴らしさが何度も胸を打ち心が震える感覚でした。
これが実話なんて奇跡ですね。

沢山の人に観てもらいたい映画です。
今年のピカイチ‼︎

コメントする (0件)
共感した! 0件)
say8835

3.5真実の話

2017年6月29日
iPhoneアプリから投稿

今回の敵は日本兵であり、戦争のシーンはなんとも言えない気持ちになるが、恐らく監督の言いたかったのは日本兵どうこうよりも、戦争がいかに怖くて悲惨なものなのか、主人公が自分の信念を曲げずに貫き続ける事で周りの人達にどれだけ大きな影響を与えたかという事だと思うので、そういうメッセージはしっかり観ている人に伝わっていると思う。
観終わった後、自分の生き方や戦争などについて色々考えさせられ、あっという間の2時間とちょっとだったが欲を言うなら最後主人公が戦場から帰還して家族と再会するシーンが見たかった。笑

コメントする (0件)
共感した! 2件)
ジョンソン&ジョンソン

4.0考えさせられました

2017年6月28日
iPhoneアプリから投稿

何のために戦争をするのでしょうか?

コメントする (0件)
共感した! 0件)
movieholic

5.0日本兵のホラー越え

2017年6月28日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

とても素晴らしい映画でした。
実話だったんですね。

静寂からの凄まじい戦闘シーン。
この地獄が現実なのかと、
悲しいやら虚しいやら。
戦争は、駄目ですよね。

そして思ったのは
私も日本人ですが、日本兵のまあ恐ろしい事。
しかも卑怯ときたもんだ。
(◞‸◟)
米軍からみた日本兵は得体の知れない鬼のような
存在に見えていたかもしれませんね。

戦争反対!

おまけ。
主人公のお嫁さんになる看護師さんは、
とーーっても綺麗で可愛い方でした。
女の私でもクラクラしましたよ。

コメントする (0件)
共感した! 0件)
ダラ

2.5へーこんな人がいたんだー

2017年6月28日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

いや、曲げない信念やドンパチや勇気ある行動、いろいろ凄いのは分かるんですが…
何より主人公に感情移入出来なかった
自分が信心深く無いからか?w
本人を主人公にするんじゃなくて第三者目線で多数に語らせた方が面白い話なんじゃなかろうかとふと思った

コメントする (0件)
共感した! 0件)
シモヤン

4.5素晴らしい作品でした

2017年6月28日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

前半は感動の涙、後半はとにかく戦闘シーンに圧倒されました。今迄様々な戦争映画を観て来ましたが一番“戦争の恐さ”を感じさせられた作品です。

コメントする (0件)
共感した! 0件)
ドラテツ

5.0素晴らしい

2017年6月28日
iPhoneアプリから投稿

珍しく戦争映画を観た。
なんというか、
重たい映画だけど後味のいい映画だったなあ😫

この映画観たら今の自分の悩みがいかにくだらないか。
毎日平凡に生きれるのも
昔の人達が命を落として必死に
闘ってくれたおかげなんだよね。
日本って平和すぎだね。
うちの母は絶対大好きな映画であろう

感動した。
こんな兵役の人も居たんだね。
素晴らしい映画。
今年見た映画で1番かな。

コメントする (0件)
共感した! 0件)
あさか

5.0日本兵が怖すぎる((( ;゚Д゚)))

2017年6月28日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:映画館

泣ける

怖い

客層は若者は非常に少なく、(むしろいない?)
高齢の方、特に男性が多かった。

一人の衛生兵の物語。素晴らしくて久しぶりに涙しました。
こんな人が実際にいたなんて、涙なくしては観られません。
若者も戦争の悲惨さをこの映画を観て知るべき。
若者だけでなく、多くの人に観てもらいたい映画です。

…日本兵がめちゃくちゃ怖かった。
そして投降したふりして爆弾投げるなんて卑怯である。
主人公が隠れてるところはどきどきした。
日本兵が残忍だった話は有名ですが…
鬼に見えました

コメントする (0件)
共感した! 0件)
コップのサチ子