ハクソー・リッジのレビュー・感想・評価
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玉砕!日本兵恐かったろうね。
戦闘シーンが泣けてきました。そして迫力がありました。ヘルメットも被らず突撃してくる日本兵、勝てるわけないわなぁ。日米軍互いにお国のため必死に戦う気持ちが、切ない。 戦争が何と愚かなことなのか…政府の方針により多くの若い命が奪われ、遺された家族がどんな悲しみと苦労を強いられるのかと考えさせられました。 ストーリーは単純で想像がついちゃうのですが、訴えてくるものがある良い戦争映画でした。
歯糞
戦争に良いも悪いも正義も悪も無いと思うし、デズモンドの行動は間違いなく称賛されるべきものだが、そもそもこのような人物が存在しないといけなかったということ自体が間違っているわけで、なんとも言えない虚無感が残った。 しかしこの様な歴史的事実がある以上は、死んだ者も生き残った者も、敬って然るべきだと改めて感じた。 戦争映画の新たなクラシック作品になるべき作品でした。 最近見る映画全てで号泣しちゃって困る。 それにしても、アンドリュー・ガーフィールドは最近やたらと信仰と日本人に苦しめられてるな。 68
全く感情移入できない映画
戦争のシーンは迫力がありました。 ただ、それだけです。 主人公が衛生兵になるに至る動機の描写がほとんどなく、ただの思いつきのようにしか思えない中、戦場で突然目覚めたように人を助ける事の大きな違和感。 主人公の人間性も魅力的に描かれていない。ここで感動しろと言わんばかりにわかりやすく設定された感動ポイント。 久しぶりに内容の薄い映画を見ました。 また、兵士が口にするバカヤローという言葉は、中国での上映を意識していると思いました。ここで描かれていた日本兵は、中国の反日ドラマで描かれている日本兵のイメージに近いです。中国の巨大市場を意識したこのような映画が今後も出てくるかもしれませんね。 レビューの点数が良すぎるのが全く理解できませんが、参考になりましたら幸いです。
頭から離れない
地獄絵図と言っても過言ではないほど悲惨な戦場でのシーンは確かに印象的だけど、主人公の信念を貫く姿、何度も負傷兵を探しに行く姿、安全な場所へ戻った時の心理描写が素晴らしかった。
また、沖縄での戦いで敵が日本兵であるが故、日本人として別の観点からも楽しめる&考えさせられる映画なので、グロ耐性があるなら、ぜひ観て欲しい作品です。
戦わない戦争映画!
戦争映画と言えば、圧倒的に不利な戦いを描いたものや命掛けの撤退を描いたものがほとんどだと思うが、この映画はで主人公は戦わない。なにしろ銃すら持たないのだから。 戦いで負傷した人を戦場で助ける戦争映画? こんな戦争映画見たことない。 映画でも描いているが、アメリカの軍隊で考えが受け入れられるまで、本人の忍耐は相当なものだったろう。戦場よリ孤独で困難な戦いだったと思う。 後半の戦場の接近戦の迫力は映画的にすごいが、 この話を映画化したことと実話であることがもっとすごいことだ。
良い映画でした!
何を見ようかな、と悩んで、時間的にちょうど良かったので観てみました。 良かったです!プラトーンみたいに眠くなってしまうかな、なんて思ってましたが全然違いました。 彼の生きてきた背景が所々に描かれて、信念を貫く強さを学びました。素敵な青年です。 そして、何より、最後まで死ななかったのが良かったです。
本当の戦い
序盤の女にニヤニヤしていた青年が、行動で、周囲に認められていく様が心打たれた。
思わず涙を浮かべた瞬間は、ハクソーリッジで戦いが始まり、夜が明けて再び戦いが始まってから、ドスが次々と負傷兵を抱える様を目にした時だった。本当の戦いだと思った。
アンドリューガーフィールドはスパイダーマンでも女とイチャつくヒーローを演じてるイメージがあるが、これもまたヒーローで間違いない。
物語上、アメリカ視点で追いつつも、日本の戦い方、在り方も当然気になるわけで。煙の中に立つ日本兵が、まるで鬼の様に見えたのは驚きだった。
奇声をあげながら攻めるのは、恐ろしくも見えるけど、狙いやすいだろうと観てた。
右手に手榴弾持っての身投げの攻めに、何がそうさせてるのかと。かと、思えば、白旗揚げて手榴弾投げるって。
親父良かった。うん。
プライベートライアン、フルメタルジャケットとローテーションで見返したいハクソーリッジ。
サイレンスとも役かぶるな、アンドリューガーフィールド。とても好きになった。
久しぶりに良い映画に出会えた! 唯一無二の戦争映画になった! ただ...
久しぶりに良い映画に出会えた! 唯一無二の戦争映画になった! ただ一人の信念と行動が、多くの人を助ける…もうひとりもうひとりと…… 迫力もあり、ドキドキハラハラもあって、敵味方関係ない助けること目的とした戦争映画!類似作品は無い! 撤退しても、ただ一人戦場に残り、多くの人を助ける助ける助ける!感涙の作品!
深遠な人間愛に包まれる作品
これは戦争映画ではないと思う。哲学や信仰の表現、もっと大きな「人間愛の映画」だと思った。注目を集める戦闘シーンは、前半の「生きる喜び」を際立たせると共に、メディアの注目を集めたり観客を動員するための方便で、人間の持つ「濁」の部分を表現することで、戦争を嫌悪させる。どんな映像でも、現実にはあるはずの「温度や臭い」は無いのだ。さて、前半のキスシーンでまず涙が落ちた。人間の持つ「清」の喜びって、なんて素晴らしいんだろうと。後半の戦闘シーンで涙が落ちた。人間の持つ業って、なんて悲しいんだろうと。自分の信じるもの(志や信仰)のために或る人は殺し、或る人は救うのだから…。そう人間は「清濁併せ持つ存在」なのだ。氏より素性というが、人は家庭環境で主な人格(骨)が出来上がる。それも親に倣うより、反面教師とすることが多い気がする。米兵も日本兵も亡くなった人も生き残った人も、結局「目糞、鼻糞の違いでしかない」。ただ日本側からすると、この映画に添えておいてほしかったのは、兵士以外に沖縄の民間人が多く亡くなったという史実だ。もっと人間は成熟して、「自分の考えを他者に強いない」ことで「他者の支配」ではなく、共存共栄を目指すべきだと思う。もし、南海トラフが来て私が生き残ったら、一人でも近くにいる人を助けたいと思った。「メル・ギブソン」恐るべし。イーストウッドと共に映画に生きる場所を見つけた先進等の生き様を尊敬し、制作スタッフの皆さんに感謝したい。
1番勇敢な人は誰か
とても感動した。ほぼずっと泣きっぱなしだった。 普段なんとなく生活していると戦争の罪や恐怖なんて感じることはないから軽く考えがちになってしまうけど、目を覚まさせてくれたというか、再認識させてくれた。 仲間や国を守るために、戦争であれば人を殺してもいいのか、というのはすごく難しい問題だと思った。 ただ、善悪は別としてあの戦場で、銃弾が飛び交い周りもよく見えない中、前に進み、そして敵を撃ち仲間を守るその勇気はすごいと思った。 そして、さらに武器も持たず仲間を助けるために戦場に飛び込んでいくデズモンドの勇敢さ、負傷して弱気になった仲間を必死に助ける姿をみて涙が止まらなかった。強く心を揺さぶられた。 そもそも武器を持たずに戦場にいるなんて考えたこともなかった。自分があの状況に置かれたら、身を守るため武器を持ち、人を殺してしまうかもしれない、そう考えるととても恐ろしくなった。 いや、ハリウッドのように銃を抱えて泣きながらブルブル震えてるだけだろうなw 戦闘シーンだけでなく、人を担いで走ってるときの息づかいの臨場感なんかも本当に映画館で見てよかった。
「良心的兵役拒否者」が認められるアメリカ
主役アンドリュー・ガーフィールドは、『沈黙』に続いて自らの信仰心、信念との葛藤に揺らぐ役。こちらの方は一切のブレがない分だけ、あれだけの残虐シーンのあとでも清々しさが残る。 ところで、攻め口はここしかなかったのか?とか、アメリカ軍が退却した隙に夜間にでも縄梯子を切断しないのか?とか、東京の空襲のように空からの攻撃を選ばなかった理由は?とか、まあ両軍ともに戦術的な疑問はある。(それは僕の無知からくるものかもしれないが) しかし、そんな疑問はこの際関係がない。主題は、一人の平和主義者が、自ら志願して戦場に赴き、危険を恐れずに75人(敵兵まで含む)もの負傷者を救った、という事実。やってみろと言われてもそうはできまい。だからこそ、同じ部隊の連中が、彼に敬意を持つようになるのだ。 ま、日本軍だったら、「銃を持たない」って時点で集団リンチ。果ては訓練中の不慮の事故死、で帰らぬ人となっていたであろう。戦時であれ、理性を失わないアメリカ軍に勝てるわけがないよ。
そこには、ただ信念があった。
「銃を持たないのに何故戦争に行くのか?」 この作品を観る前の疑問。 この作品を観て、戦争を肯定することは出来ないけど、腑に落ちた。 劇中様々な流れがあり、 「銃を持つだけでいいのに。そうすれば罰せられないのに。」の発言に、 「でも信念を曲げたら生きていけなくなる。」の言葉がとても響く。 この作品は誰しもが信念で成り立っていた。 戦争を肯定せず、否定せず、やらねばならない時代の覚悟を決めた人たちの映画。 アメリカ目線の映画ではあるが、どちらが正とかではなく、ただその場で殺し合いがあって、むごい戦争が繰り広げられ、その中で銃を持たずに必死に仲間を(日本人含む)助けた男の話だった。 「戦争ダメ!」と明言してはいないが、静かなるメッセージを感じる作品でした。 観て良かったと感じた。 戦争シーンはむごいシーンも多いので、苦手な人は1時間過ぎたあたりから辛いと思います。
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