ハクソー・リッジのレビュー・感想・評価
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信仰心と信念
信仰心と信念を貫ける強さはなんなんだろう。日本人にはというかわたしには分かり得ないものというのが悲しい。今からキリスト教徒になってもわからないよね。それと日本兵が怖すぎた。死を恐れない、でもそれは信仰心からではない。
主義主張関係なく質が高かった
日本人として、正直、題材的に観賞を躊躇うところがあったけれど、相当に泣かされたし、素晴らしい作品だった。
描かれ方は、完全にアメリカ目線であり、信仰とか、あるいは日本兵の表現も“腹切り”的なもので、日本人としては受け入れがたい部分が大部分を占めていたように思う。それでも、この作品には非常に共感してしまったし、大げさに言うと、大日本帝国は完膚なきまでに敗北したのだと思い知らされてしまった。
とはいえ、そのようなナショナリズムや思想といったものを超えた、映画の質の高さを一番に感じた。
生々しい戦闘シーンや、緊張感あふれる絵づくりによって、完全に引き込まれてしまった。
作品のテーマも、立場や主義主張関係なく、ごく当たり前の事が表現されていたので、素直に受け入れることができた。
個人的には、主人公の行いに涙すると同時に、沖縄で散っていった多くの日本兵に涙していた。そういう様々な感情をかき立てられる優れた作品だと思う。
ハズレ映画ではないが2度は観たくない
深く心に刺さず映画だが
もう一度は観たくない映画。
なぜなのか?
あまりにグロい戦闘シーンのせい?
見終わった直後の今は
正直わからない。
ただ、
駄作だったか?と問われると
決してそうではない。
これは、しょうがないのだけれど
アメリカ側からの視点なんで
日本軍の描かれ方に戸惑い。
同じ日本人として
日本軍を「絶対悪」として
描かれていることも辛い。
ハズレの映画でないのに
見終わったあとこんなに
モヤモヤした映画は
初めてかもしれない。
息ができなかった
信念を貫き続けた人の話しだけど、友人や上司が目の前で知らない人に次々と殺害されている場所で、自分たちも人を殺しまくってて、周りは死体だらけで。
それだけでも相当辛いのに、たった70年前に実際に沖縄で起こった実話だと思うと本当に胸が締め付けられた。
戦争しているシーンは上手く呼吸ができなくなった。
兵隊はなんでみんな銃弾や火と血が飛び散る中前に進み続けれるのか、なんで自ら死にに行けるのか、なんで友人の為に自分を危険に晒すことができるのか
理解不能なことばかり。国の為に自らの命を差し出すなんて考えられなかった。
小学生の頃から何度も戦争についての授業はしてたけど、今まで全く関心がなかったけど
日本人として知らなければいけないことだと思った。
ハクソーリッジをみて、あまりにも心を撃たれて平和ボケしている自分に呆れた。
戦争は絶対にしたくない。
信念、、とは?
上映時間の長さが、全く気にならないぐらいに飽きさせない展開が素晴らしい。戦争の悲惨さが改めて心に刻まれ、主人公の勇気と信念に感動しました。実話でもこれだけの演出が出来ると高く評価出来る。
やはり俳優メルギブソン監督の映画
主題がフォーカスされていない。最近のアメリカ映画お決まりの、愛ありアクションありの映画となっている。主題が素晴らしいので行ってみたが、人間が見えない。せっかくの、素晴らしい実話が台無しになっている。メルギブソンは、監督としては難しいと思う。「シンドラーのリスト」の監督などに比べて、人間の描き方が違う。
戦争シーンの迫力が凄い。 主人公が銃を持たずとも、戦場に行ってる時...
戦争シーンの迫力が凄い。
主人公が銃を持たずとも、戦場に行ってる時点で同じ事では?と思いながら鑑賞しましたが、信念の行動に感動させられました。
実話だからこその凄い映画でした。
アンドリュー・ガーフィールドの存在
理屈ではない、感情なのである。信仰とは感情を超えたところの理性であるのかもしれないけれど、アンドリュー・ガーフィールドは表情でその部分を演じきっている。
神の声が聞こえるのか?と問われ、聞こえないと答える。その顔。
大切な者が傷つけられても武器を取らないのか?と問われ、分からないと答える。その顔。
戦場で神に願う、声を聞かせてくれと願う。その顔。
常に、笑みを浮かべた表情をしながら、ドスの、その心の中の矛盾に戸惑うような、自嘲するような笑みを浮かべながる、その顔の演技が、鑑賞者に問いかけているような気がした。
どう思う?僕は間違っているのかな?
アンドリュー・ガーフィールドの演技無しには、武器を持たずに、過酷な戦いを続ける衛生兵の姿への感動はなかったと思う。素晴らしかった。
感慨深いね
この映画見ると旧日本軍て恐ろしいなと。
誰がが「艦砲で敵は全滅だろ」
→「いや、奴らは別だ」って。
何言ってんだ…
武器を持たない奴は戦場では信用するなってとこは確かに納得だな。
しかしデズモンド・ドスは戦場で必要な人間だった。
こういった部分の描写が激しい戦闘描写に劣っていなかったところは良かったと思う。
期待して行かない方が
正直、あの切腹は要らなかったと思います。
また、崖の上からどんどん人が降ろされてくるのに、誰も助けに行かないって、おかしくないか??
日本との話だったこともありますが、
二度観たいとは思えない映画でした。
戦場の臨場感に打ちのめされる
目のあたりにするのは地獄絵図。
国家の大義のもと
殺し合わなければならない哀しさに
涙が次から溢れてきた。
信念に裏打ちされた勇気がその中を奔走し
ひとり、またひとりと救ってゆく様に
人間が天から与えられた役割を
全うしようとする強さを見せつけられ
魂を揺さぶられると共に
自分の役割とは何だろうと
深く考えさせられる。
ガーフィールドの
はにかんだ弱々しい外見とは裏腹の
強固な意思を感じる表情が心に残る。
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