「雰囲気に騙された」アンダーカバー 万年 東一さんの映画レビュー(感想・評価)
雰囲気に騙された
ネオナチの集団に紛れてバレるかバレないかのハラハラ感や恐怖心などは皆無。
ネオナチは潜入捜査の入り口であって物語の中盤以降には用済みで存在感すら無い。
インテリぶった白人至上主義のテロリスト手前の連中を相手にして普通の格好で普段は暴力的でも無くクラシックの話なんかしちゃってネオナチの群れでの興奮を期待していた筈が意気消沈。
FBI同士の遣り取りもいい加減で女上司も意味不明な言動に行動でクオリティが低い。
潜入して何の根拠も無く"ハリー・ポッター"を信じ過ぎる頭が足りない連中にも半信半疑で基本的に口で丸め込まれて潜入側の都合が良い方向にしか進まない。
ネオナチを前面に出した宣伝に騙された。
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