スイッチ・オフのレビュー・感想・評価
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いざとなったら僕なんか何もできないだろうな・・
日頃から色々なものを備蓄しておくのは大切ですね。 誰が何をしに来るかわからないのも毎日恐怖ですよね、返り討ちにできるとは限らないし、武器だってなくちゃいけないし。 『アイ・アム・レジェンド』のように自分以外誰もいない方がマシかな? それだと孤独に押し潰されちゃうか・・エヴァン・レイチェル・ウッド、相変わらず綺麗な顔してるなあ(笑)
お父さんの死に方が呆気なかったり、お姉さんが大人気ないなぁと思った...
お父さんの死に方が呆気なかったり、お姉さんが大人気ないなぁと思ったり。
どうにかして生き延びなければいけない状況の中で、喧嘩して妹のことを無視する姉とは…
その点は微妙に感じてしまいましたが、エレンペイジ演じる妹の頑張っている様子はとても良い。
かわいいペイジ
最初の音楽がいい。それに、彼女ってすきです。
エレン・ペイジ
最初に恋をしたのはJ「UNO/ジュ」。すこしづつ良くなっていると思います。
だから、最高の彼女がまだない。
いつかその時を期待しています。たぶん、未来の10年先くらい(笑)
そう、それだけこれからも観たいと思っています。
この映画も二回観ました。
面白かった。
イマイチ
カリフォルニア北部の森の中で、父親と一緒に自然に囲まれた暮らしを送る姉妹エバとネル。ところがある日、突如として世界中の電力が消失し、電気も電話も使用できなくなる。生活物資も手に入らなくなり不便な生活を強いられながらも、3人は家族で力を合わせて乗り越えようとするが、今度は父親が大怪我をして命を落としてしまう。社会と完全に切り離された森の中で2人きりになった姉妹は、自分たちの力だけを頼りに生き延びることを決意する。平和なときも一時でエバがレイプされ妊娠してしまう、中絶を勧めるネルの反対を押し切って産む決意をするエバをネルは応援し、無事に出産するが家は崩壊してしまい、エバは家を焼いてしまい、森で生活をするのであった。
文明の恩恵を捨て去るとき
あらゆる電気が消え失せてしまうという荒唐無稽な設定の邦画「サバイバルファミリー」に比べたら、電気の供給がなくなるだけで電池や発電機は普通に使えるこちらの作品の方が設定の点ではまだ現実的である。
しかし電気の供給がなくなった後の生活は、こちらの方がファンタジックだ。簡単にいうと、危機感がない。食糧も燃料も限られているというのに、姉妹はダンスと勉強に余念がない。ただ、電気がないことで人心が荒廃しはじめていることには十分気づいている。
姉妹が状況の本当の切実さを実感するのは、父親が亡くなってからだ。伏線はある。訪れたマーケットや通りがかったガソリンスタンド、帰宅途中に停車していた自動車などで、理性を失いつつある人間たちを見かける。徐々に壊れはじめた家で細々と食いつないでいる姉妹を、誰かが襲ってこないとも限らないのだ。もうひとつの伏線は本だ。インターネットで勉強していた妹に、電気がなくても本があると父親が言っていた。
危険の感覚と知識。妹の役割は決まった。姉の役割は妹の補佐かと思っていたところに、新しい事件が起きる。
電気ガス水道通信という4つのインフラが十分に供給された都会の生活では、原始的な行動は食と性、それに排泄だけだ。これらは日常の習慣となっているため、新しい感動はなかなか得られない。しかし妊娠と出産は、ひとりの女性にとって稀有な体験であり、ヒトという種の一個体としての原始的な感覚を実感するものに違いない。
哺乳綱霊長目のヒト科ヒト属の単一種として原始社会から食物連鎖の頂点にいつづけたヒト。その地位を獲得したのはひとえに知恵によるものだ。自分たちには知恵があるのだ。文明よ、さらば。───映画もいよいよ終わりを迎える場面で姉の役割に気づくと、この映画の世界観とストーリーがいかに立体的にできているかがよくわかる。カナダという森の豊かさに恵まれた広大な土地でなければ製作されなかったであろう、ヒトと自然を歴史と哲学の観点で描いたスケールの大きな傑作である。
邦題は原題の直訳「森のなかへ」としたほうが直感的にわかりやすかった。
哀しい世界で描かれる、胸に迫る姉妹の絆。
【賛否両論チェック】
賛:電気消失を機に回り始める、1つの家族の哀しい運命の歯車と、それでも生きようとする彼女達の姿が、観る者の胸を打つ。
否:略奪や暴行等、災害時の人間の醜さが随所に観られ、軽い気持ちでは観られない。
“電力が消失する映画”といえば、最近では「サバイバルファミリー」がありますが、本作はそれよりもかなりシリアスで、哀しい雰囲気が漂います。
電気がなくなり、原始的な生活が始まった矢先に、父親を事故で失ってしまったエバとネルの姉妹。力を合わせ、なんとか生き延びようとする2人に、運命はさらなる試練を与えてきます。それでもお互いに支え合い、時にはぶつかり合いながらも生きていく姉妹の痛々しい姿には、胸に迫るものがあります。
「緊急事態には、人間の悪い面が現れる。」
という言葉に代表されるように、人間の醜さも見られ、決して軽い気持ちでは観られない作品ですが、是非心して観てみて下さい。
ムダ使いが過ぎる
何故停電になったか、何故復旧しないのか、何故政府や軍や自治体の支援がないのか、これで対応は変わってくる訳で…先ずここでモヤモヤ。
最近公開された似たようなシチュエーションの邦画と比べたらマシだけど、2ヵ月も支援も復興する気配も感じられない時点で先のこと考えようよ。行き当たりばったりで先のことを考えない姉妹にイライラ&モヤモヤが堪っていく。
遅まきながら少しは成長し動き始めるけれど、ブルーベリー摘みと薪割りの件の後の行動と決断にはアホか?とゲンナリ。
最後もイマイチ締まらず、この姉妹が長く生きて行けるとは思えない。
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