「子供が酷い目に合う映画は苦手」特捜部Q Pからのメッセージ odeonzaさんの映画レビュー(感想・評価)
子供が酷い目に合う映画は苦手
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例によって犯人は早々に登場するから謎解きは監禁場所の所在と異常なまでの残虐性をもつ犯人の動機、むしろ異常人格形成に至った毒親のトラウマが物語の核心なのでしょう。
天使と対極にある悪魔の僕、その悪魔がイケメンの好青年で似非伝道師、悪魔は時に神の仮面を被り天使のような子供たちを生贄のごとく誘拐、惨殺するのだから観るに堪えない。
それにしてもたった一人の異常者に振り回される警察の能無しぶりには唖然とするしかありません。またしてもカールは囚われの身、窮地を救うのは例によってアサドです、いっそ主人公はアサドにした方が良いでしょう。
特捜部Qは、これまで3作見続けていますが、後味の悪さは最悪、こうまで北欧の闇、病んでいる様ばかり見せつけられるとこれまでの美しかった北欧のイメージが壊されます、特に子供が酷い目に合う映画は苦手ですし怖がらせる小道具のように使うホラー作家には嫌悪さえ感じます。
もっともアンデルセンの時代から子供には甘くは無いのですから、苦痛なら見なければいい話かも知れませんね・・、とほほ。
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