キックボクサー リジェネレーションのレビュー・感想・評価
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見た顔だと思ったらバティースタか
すでに大昔とも言える作品のリブート。
タイトルはキックボクサーだが、キックを遣う格闘家と言う感じ。
闇試合で大金って話に乗った兄エリックの仇を討とうと修行するカートの物語。
修行の師匠デュランドがジャン・クロード・ヴァンダムだけど、他の大御所アクションスター達が肥ったりしているのと比べて、まだやれそう感が漂うのは凄い。
昼は修行のカート、夜は女刑事とイチャイチャ。
うーん…復讐する気があんのか?
女刑事も逮捕しにきた割にゃあ、ヒールの靴履いてるし。
キックボクサーってタイトルでムエタイなのか関節ありなのかプロレスなのか?ごちゃ混ぜ感があって変だ。
当然、背中に柔術なんてタトゥー入れてるのに柔術らしい攻撃はしない。
ラスボスは元プロレスラーのバティースタだけど頑張って蹴りと肘使ってるのはバティースタが役者として頑張ってる証なんだろうな。
カート役については知らない役者としか認識出来てなかったし、何しろ存在が薄味、復讐の為の修行中にも女とイチャイチャしてるようでは、こいつを応援する気にもなれない。
物語もざっとした作り、どこかで作られたB級作品と変わりない。
何回も観ようと思うほどのアクションもなかった。
牢屋居た男がヴァンダムに「俺を憶えてるか?」話し掛けていたので、前作に関係あるのか?と調べたら、初代トンポー役の人だったの?
最初は有名人が出ずに、超駄作化と思ったが。
映画開始40分くらいでやっと、ジャン・クロード・バン・ダムが登場。と言っても彼は戦わず、トレーナー役に徹する。もう年(とし)なんだろう。
全米キックボクシングのチャンピオンの兄と兄をバックアップする弟が主人公。兄は女プロモーターの高額なファイトマネーにつられて、タイの裏ムエタイの大会に出るが、殺されてしまう。
それを目の前で目撃した弟は兄の復讐を遂げるべく、バンダムに弟子入りし、猛特訓を重ねる。と同時に、昼はトレーニング、夜は彼女と夜の一戦を交え、盛んなところを見せつける(笑)。
一度は警察に逮捕された弟とバンダムだが、刑務所を抜け出していざ、復讐の闘いへ。戦いは3ラウンドで行われ、1,2ラウンドは弟が劣勢だったが、3ラウンドに怒涛の攻めを見せ、見事、復讐を遂げる。
気になったのは、弟の右の背中に「柔術(じゅうじゅつ:寝技中心の闘いで弱い選手でも強い選手に勝てる可能性がある格闘技。ブラジリアン柔術が有名)」と刺青があるのに、トレーニングや復讐の試合は立ち技オンリーだったのは、笑ったw
ジャン・クロード・バン・ダム
2021年3月6日
映画 #キックボクサーリジェネレーション (2015年)鑑賞
元ネタの #キックボクサー を見たことがないので、比べようがありませんが、キックボクシングの世界チャンピオンが、ムエタイの本場、タイであっけなく負けます。
相撲の世界チャンピオンが大相撲の横綱に負けるイメージかな?
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