劇場公開日 2017年2月4日

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「消化不良はあるが痛快なアクション。成長した男の復讐劇!!」キックボクサー リジェネレーション 映画コーディネーター・門倉カドさんの映画レビュー(感想・評価)

2.5消化不良はあるが痛快なアクション。成長した男の復讐劇!!

2017年2月7日
PCから投稿

悲しい

単純

興奮

【賛否両論チェック】
賛:復讐に挑もうとする主人公が、厳しい修行を経て成長していく様が痛快。まさに格闘技を観ている時のような、ハラハラ感が堪能出来る。
否:闇試合の設定や、警察側の登場人物等、ツッコミどころや消化不良な部分が多い。試合のシーンも結構グロめ。

 ストーリー自体はシリアスな復讐劇なんですが、主人公が修行を繰り返して強くなっていく辺り、どこかスポ魂モノのような雰囲気もあります。始めは復讐心に突き動かされるだけだった主人公が、敵はもちろん己自身とも向き合っていく中で、本当の強い肉体と精神を築き上げていくのがカッコいいです。
 アクションも、高い身体能力を駆使した圧巻のシーンが満載で、驚かされます。ラストはまさに手に汗握るハラハラの展開です。
 試合のシーンが結構グロかったり、設定にツッコミどころが満載だったりはしますが、男同士の熱い戦いを観られる作品ですので、気になった方は是非。

映画コーディネーター・門倉カド