こんぷれっくす×コンプレックスのレビュー・感想・評価
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脇毛の主張
映画館では2018年11月19日イオンシネマ石巻にて鑑賞
それ以来2度目の鑑賞
監督と脚本は『100日間生きたワニ』のふくだみゆき
24分の短編
実写作品『恋する小説家』との二本立てとして上映された青春アニメ
舞台は横浜
脇毛フェチの女子中学生の話
中学生小谷ゆいは大人への憧れなのか脇毛に興味津々
特にクラスメートの武生マサトの脇毛がお気に入り
けれど武尾くんは男子で唯一生えてるためか自分の脇毛を気持ち悪いと感じ剃ってしまう
フラッシュアニメだから仕方がないがそれにしてもアニメのクオリティーが低い
伝説の未完成アニメ映画『ガンドレス』の除けばワーストクラスと言っても良い
動画という形にするため考案されたであろうYouTubeの「ゆっくりしてってね」系のキャラの思い出す
2人が泣くシーンは本来ならジーンと来る場面だが手の動きが酷すぎる
だがそれらもまた味として今回も受け入れようと思う
ちなみにこの作品に登場する「マチルダ」は『機動戦士ガンダム』のマチルダ中尉のことでなく『レオン』で子役時代のナタリー・ポートマンが演じたマチルダのこと
あれはナタリー・ポートマンがやってたんだな
広末涼子だと記憶違いしていたがそれはまた別の映画だった
配役
脇毛に造詣が深い中学生の小谷ゆいの声に林奏絵
映画好き(特にカンフー映画)の武尾マコトの声に上妻成吾
後輩の小谷ゆいと一緒に学校の帰り道を歩く中村ふみの声に春名風花
淡くて懐かしい
発想が凄い
商業作品として、論外です。
内容は、それなりに面白く、興味深い。
それだけ。
ただ、
商業作品として、画力、基本のデッサン力、絵の動き等々が、凄まじく稚拙。
ほとんど、正面顔と横顔の、口パク、目パチ、手ブラのみで構成された電気紙芝居。
「みんなのうた」のバックアニメーションを延々と見せられたみたい。
内容を云々する以前に、鑑賞自体が苦痛だった。
映像と動きだけで言えば、高校の文化祭レベルの作品。
70年代~80年代に量産された、低質テレビアニメの、最低ランクの作品でも、ここまで酷くなかった。
同じ脚本でも、それなりのアニメーション製作プロダクションに発注すれば、まともな作品になったと思うが。
残念というより、悲しいというか、痛いとでも言った作品。
無限大
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