「本当に悪いのは、どっちなのかと思いました。」不能犯 やっすーさんの映画レビュー(感想・評価)
本当に悪いのは、どっちなのかと思いました。
殺しの依頼で、殺したい相手をマインドコントロールすることができる宇相吹。
しかし、依頼人が純粋の気持ちでなかったら依頼した本人も死んでしまう。
マインドコントロールが効かない多田は、宇相吹を捕まえようとしますが、捕まえられないという内容でした。
話の中身は、いいなと思いました。
マインドコントロールという相手を思い通りに動かして、殺すというのは、新鮮な気がしました。
この話は、本当悪いのは、依頼した本人なのか、殺された人なのか、考えさせられました。
憎いと思っていた相手が、本当は周りの人には、言えない真実があったので。
話の前半は、面白かったです。次々に殺人が起こり、ハラハラしました。
しかし、後半は残念でした。宇相吹と多田の決着もモヤモヤでしたので。
松坂桃李さんの演技が、よかったです。役に似合っていました。
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