「笑ゥせぇるすまん+デスノート÷2」不能犯 ひろっぴさんの映画レビュー(感想・評価)
笑ゥせぇるすまん+デスノート÷2
「不能犯」鑑賞。
*概要*
思い込みやマインドコントロールでターゲットを殺害する「不能犯」の男と彼を追う女性刑事の対決を描いたサスペンススリラー。
*主演*
松坂桃李
*感想*
んん~これはなかなか異色だなぁ~非現実的かつこんな異色だとは。個人的に、中身が「笑ゥせぇるすまん」と「デスノート」を2で割ったような感じ。松坂桃李がリュークか喪黒みたいw
観る前は、低評ばかりで不安でしたが、個人的にまぁまぁ面白かったです。思ってた出来事が180度違ってたのでw
冒頭の「不能犯」の説明部分は大変助かりました。話が入り込みやすい。用は、松坂桃李演じる不能犯は、言っちゃえばダークヒーローっぽい。あと、脇を固めるキャストですが、、ハッキリ言ってショボい。沢尻エリカさんと、安田顕さんと矢田亜希子さんはキャラクターとしては良かったのですが、脇がイマイチ。
この物語は、「不能犯」に余儀なく頼るしかない人達のエピソードが2~3話が描かれてて、面白かった。
まず、驚いたのが、若い夫婦と鳥森爺さんのお話。鳥森は変な爺さんだなーって思いきや…!まさかああいう展開になるとは思わなかった。それと、河津村(安田顕)と夜目(矢田亜希子)のエピソードと風俗嬢の妹とジュエリー店で働く姉のエピソードも展開が予想外だったし、面白かった。気になったのは、あの病院の先生と看護師があんな人が行き交う廊下で露骨にキスするのはちょっと…いかがなものか?(^^;
最後のエピソードはさすがに僕はわかりました。最初からあいつは怪しいと思ってましたからw
不気味な笑顔で不能犯を演じた松坂桃李が素晴らしかった。マインドコントロールするシーンは何度も「?」となりましたけど、最後は曖昧な結末でしたが、映画全体が異色だったし、まぁまぁ面白かったです。
「笑ゥせぇるすまん」と「デスノート」を2で割ったような異色で変わった映画でした。(^^)