「痛そうなアクションが目白押し」ドラゴン×マッハ! よねさんの映画レビュー(感想・評価)
痛そうなアクションが目白押し
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香港で暗躍するタイの臓器密売ビジネスを摘発する為組織に潜入している捜査官キットはバンコクで薬物中毒になっていた。上官の叔父ワーはキットから臓器ドナーの誘拐計画を入手、現場の国際空港ゲートで銃撃戦となるが犯人一味を間一髪のところで取り逃がしてしまう。現場での不審な行動から身元がバレてしまったキットはバンコクで刑務所送りとなるが、そこは正に臓器移植組織の巣窟だった。
実は『SPL 狼よ静かに死ね』の続編ですが、ウー・ジンとサイモン・ヤムが出ているというだけで全く別の話。しかしそんなことより本作の目玉はタイのアクションスター、トニー・ジャーの共演。白血病の娘を持つ刑務所看守というジミな役回りなのにムエタイで大暴れ。本作、なにげにタイ映画への対抗意識がパンパンでお話には全く不要な刑務所内の暴動シーンをワンカット長回しで撮影、やたら痛々しいスタントアクションが目白押し。お話は超テキトー、天文学的な確率の偶然が連鎖し最後もエー!?となる展開ですが画面に漲るテンションがハンパなく結局泣かされてしまいました。
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