劇場公開日 2017年4月7日

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「押井監督版GHOST IN THE SHELLを観て!!」ゴースト・イン・ザ・シェル いちご大福さんの映画レビュー(感想・評価)

5.0押井監督版GHOST IN THE SHELLを観て!!

2017年4月9日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

興奮

4DX吹き替え版を観ました。結論から言うと最高でした。
こんなに原作リスペクトした作品は他に無いかと。

注意して欲しいのは攻殻機動隊ではなく、これは『GHOST IN THE SHELL』です。

ベースは押井監督の『GHOST IN THE SHELL/攻殻機動隊』で、
イノセンス、SOLID STATE SOCIETY、テレビシリーズはSTAND ALONE COMPLEXからARISEまで(記憶が正しければ漫画版も)すべての要素を上手く融合させた作品です。
よってすべてのシリーズを観てる人は常にニヤニヤしてしまう事間違い無しです。
少佐の衣装など細かいところも気づくと楽しいです。

少佐がアジア人じゃない!と批判されてるようですが、心配せずにとりあえず観てください。
観賞後にスカヨハすごく良かった!と思うはずです。

中国資本が〜といったレビューも多数見受けられますが、おそらく押井監督版を観てない方だと思われます。

ビートたけしは確かに滑舌が悪く、たまに聞き取れない感じでした。
本編も荒巻課長って感じでは無かったし、監督がビートたけしのファンらしいので趣味が出たかな?とは思いました。

原作をどこまで観ているかによって評価がバラけてしまう作品なので、少なくとも押井監督版『GHOST IN THE SHELL/攻殻機動隊』を観てから劇場に行って欲しい作品です。
押井監督版を観ないまま映画を観てしまった人は本当に勿体無い…。

エンドロールまで熱い作品でした。
ルパート・サンダース監督は本当にいい仕事をしたと思います。

いちご大福