「原作者が泣いていると思う酷さ」ゴースト・イン・ザ・シェル niraさんの映画レビュー(感想・評価)
原作者が泣いていると思う酷さ
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攻殻機動隊が大好きで、すべての作品を何度も見ているものとしての意見です。
酷い。あまりにも酷い。
ハリウッドが実写化という時点であまり期待はせずに、好きな作品だからという気持ちで観に行きましたが、そういう次元ではない酷さでした。
のっけから義体化されたのが最近という謎の改変。
なのに仲間から少佐とわれている謎の設定。
(元々軍隊に所属していて、その時の階級が少佐だったためにそうよばれている)
そのあともツッコミどころしかない謎改変の嵐。
(人形使いがAIではなくなぜかクゼヒデオだったり)
とても原作が好きで映画化した、原作をリスペクトしているとは思えない、変えてはいけないところを変えてくる酷さです。
他の方もいわれてましたが、そもそも仲間たちの個性がいかされていない。
トグサにいたってはいるか?レベルの扱い。
最初にでてくる芸者ロボもいきなり戦闘VERの顔で接待してるし・・
文才がないのでうまく言い表せませんが、作品愛の無さガヒシヒシと伝わってきて、見るのがつらくなってくる作品でした。
初見の方は楽しめるのかもしれませんが、逆にこれが攻殻機動隊なんだと思われるのが悲しいです。
この内容ならゴーストインザシェルと銘打たなかったほうがよかったのではと思ってしまいます。
原作が大好きだという方々、見に行かないことをお勧めします。
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