「派手さはないけどスルメ映画かも」先生! 、、、好きになってもいいですか? ななさんの映画レビュー(感想・評価)
派手さはないけどスルメ映画かも
とにかく、もうちょっと観ていたい映画でした。
先に言っておくと、
やっぱり少女漫画が原作なんで、
リアリティに欠ける部分があるのは仕方ないと思います。
でも、いいんです!
これは、ファンタジー映画でいいんです!
もはやファイナルファンタジーですよ。(X辺り)
なぜなら、広瀬すずさんと生田斗真さんが、現実離れしてる程に美男美女で美しすぎるから!!
これが他の中途半端なアイドル集団で作られていたら、もはや女性向けアダルトビデオでしょう。
まだ当時高校生だった広瀬すずさんと、ジャニーズという鉄のパンツを履かされた生田斗真さんが演じるからこそ、もはやシェイクスピアなんですよ。
それと、脇を固める同級生達の役者さん達、かなり良かったです。
きっと、これからどんどん色んなところで目にするようになると思います。
欲を言えば、
もう少し伊藤先生の心の葛藤とかを描いて欲しかった。
映画という時間の枠があるから仕方ないんだけど、
響の真っ直ぐな気持ちを受け入れることって、並大抵の気持ちじゃ無理だし、犯罪者と隣り合わせですからね…
しかも、時代背景がSNSも入ってる現代となると事態は相当な深刻さがあります。
そう考えると、
今の中高生って本当に自由ないなぁと思う。
超監視社会の中を生きてるんですよね。
また「この世に好きになったらいけない人なんていないよ」
というセリフこそ、この映画のテーマだなぁと。
好きっていう気持ちを歪める必要なんてないんですよ。
そこに、変な性癖を入れてくる大人が悪い。
人が人を愛することに、性別や身分なんて関係ないんですよね。
付き合うか付き合わないとかは別として、自分の好きな気持ちを伝えることって大事だと広瀬すずさんが全身で教えてくれてます。
早く何度も見れるメディアが欲しい!!