光(大森立嗣監督)のレビュー・感想・評価
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すごいものを見たとしか今は言えません
試写で見せていただき悶々と考えていたのですが、感想。。。ぐちゃぐちゃのまままとまりません。
「すごいものを見てしまった」ことはわかるし、シーンや表情でここが良かった、怖かった、気持ち悪かった、苦しかった、というのはいえるのですが。
感想というと。。なんだか消化不良のまま胃の中でごろんごろんしたまま重くなっていくようで、まとまりません。
重くて、陰鬱で、人の業を平たんに淡々とぶっとおしで見せつけられて、考え込まされています。
。。。おそらく何度か見てようやく、好き嫌いも含めて腑に落ちるのではないでしょうか。公開心待ちにしております。
感想まとまらないのに何ですが、「すごいから見てほしい」とだけ。
ブクログで試写会当選
「衝動」で生きてしまった人たちの物語なんだと思う。だから、目的とか理由とか問うたら分からなくなる。不愉快な音楽も、ものすごく長い間も、無表情で真っ黒な瞳も、無駄な繰り返しも、全て衝動なんだと思う。ところで、彼らの「光」って何なんだろう?
what's "light"?
まるで、すらすらと撫でるスマホのように、ひたすら平らな心のひだに向き合う自分に気づかされる。
避けて通ることができないヒトの感情という輪廻に飛び込んで、自分がそれと向き合ってみたならば。
ヒトの感情の重さとちっぽけさ、相反する旅路へと誘われる。
観る側は、自身の情動を見い出す。その情動はスクリーンの中だけなのか、自分自身そのものか。自分のかけらではないと言い切れる人はいないはず。
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