素晴らしきかな、人生のレビュー・感想・評価
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完成度の高さに感嘆
他でも類を見ないほどの豪華なキャストたちが織り成すストーリーに圧倒された。
メインキャラクターであったウィル・スミスはいつもの”お喋り”な彼とは一線を画す、無口で無表情のまさに演技力を必要とする人物を見事に演じており、オスカーのノミニーとなっていても違和感を感じないように思った。
そのウィル・スミスの脇を固めるキャストたちも非常にエモーショナルな演技で作品に花を添えていたように感じた。
ストーリーについて。ハワードは最愛の娘を亡くし、人生に意味を見出せなくなっていたが、3人の俳優たちによって、見失っていた”愛”・”時間”・”死”と真摯に向き合う。そして、娘の死という現実からの逃避をやめ、同志とも言える同僚たちの後押しをし、別れた妻への愛を取り戻す…
一見ベターな結末かもしれないが、人間の人生そのものの根幹にあるもの全てを語りかけているようにも感じ取れた。
手放しでの称賛に値する作品。
詰め込みすぎかな。。
不明確な部分が多くて少し残念でした。
「なぜ?」「どうして?」と思うシーンがあっても全く説明されないので、何が何だかわかりません。
結局最初から最後まで不完全なまま映画が終わった感じです。
俳優それぞれの演技は良かったです。
解釈に余韻の残るストーリー
ちょっとネタバレですが、最後の三人組が消えるシーンはいろいろと解釈ができて奥が深い映画です。
三人を介して哀しみを乗り越えていく、決してそんな生易しいものではないけど、言葉に重みがあります。
もう少し何か足りない、そんな感じもありますが、それは最後のシーンにとっておき、後から思い返すそんな映画です。
丸の内ピカデリーにて観賞
やたら説明的な台詞を延々とアップで語られると、例え名優だとしても、例え私のコンディションが良くても、非常に眠たくなってしまう。演出に問題あり。
ある登場人物間の秘密も、サスペンス映画じゃあるまいし、作品の誠意を疑いたくなる。脚本も問題あり。
流石にこれだけ名優が揃うと華やかだが、マイケル・ペーニャ以外は芝居がかり過ぎ。ウィル・スミスも重さがワンパターン。
好き
不思議なアクター達は幻であって救われたのはウィルスミスだけでなく他の3人も同じでは無いのかなと感じました。
もう一度見てみたいですね。
字幕のニュアンスで「そう言ってる?」という箇所が何箇所か引っかかりましたね笑
素晴らしいファンタジー
時間、愛、死のこの3人が人なのかそれとも天からの使いなのか?ですが、最後のシーンでこの3人は振り向いた時には居なかったのと最初に死と会話してた時に通りすがりの子供がフェンスと話してると言った事やマデリンとも死が話していた事で役者さんでは無く天からの使いだとわかるが、そう考えると単にハワードだけで無く同僚の2人を合わせた3人に対して天からの使わされたのか^ ^
最後マデリンとの関係もわかりこれだけ凝ったストーリーなのに短い時間でよくまとめてあって素晴らしい^ ^
キャスティングもウィル・スミスにエドワード・ノートンにキーラ・ナイトレイにヘレン・ミレンと豪華^ ^
いいファンタジー
ああ、もうホントに…今まで申し訳ありませんでした
あとでもなんとかなる、今ちょっと自分のことで精一杯
そんな感じで粗末にしてきたものたちに公開説教されている感じ
これからはちゃんと彼らに向き合わなければならない
残された時間は思ってたより少なくなったけど
自分に対する期待も限界もある程度分かってきた今なら、もうちょっとうまくやれるかも
邦題と内容が、マッチしていない 翻訳も、イマイチ そうそうたる俳優...
邦題と内容が、マッチしていない
翻訳も、イマイチ
そうそうたる俳優陣を揃えたのに、残念な作品だった
ラストは、映画らしいと言えば、らしいのかなぁ〜
サンタとしてのお仕事
発端はウイル•スミスの同僚3人(たぶん、会社創業時からのメンバー)が、会社運営上の理由でやむを得なかったにしろ、動かざるを得なかったこと(ウイル•スミスがサインしてくれないと会社はこれ以上立ちいかなくなる)。
ノートンは愛、ウインシュレットは時間、ペーニャは死。三者三様の重いテーマを抱えながら。
その3人にそれぞれの劇団俳優が重要なパートナーとなって、3人とも最後はしっかりとした足取りでやるべきことに向けて歩けるようになる。
ウイル•スミスの手紙は、結果として、大事な仲間3人の背中を押すためのキッカケとなり、6歳の少女の短い命は3人の大人の再生に繋がったのですね。
そうか、ウイル•スミスは3人にとってのサンタさんだったんだ。(神様から与えられた⁉︎)その大事な仕事(使命)をやり終えて、娘の死を受け入れるということ、妻への愛、(抜け殻でない)人間としての時間、という三つを取り戻したということなのかな。
久々の美しいハリウッドクソ映画
抽象的過ぎて説明的過ぎて支離滅裂な映画。魅力的な俳優陣を使っているのに勿体無い。
雇ったはずの役者がカメラにも映らないとかそのファンタジー的要素いる?普通に役者雇って、それに振り回されながらも再生してく、最終的にはそれぞれ問題を抱えた部下たちも自分の人生に向き合う、それでいいじゃない?こういう映画があるからハリウッド映画より邦画の方が好きなんだ。
妻とのエピソードは読めたが好きだった。
主人公は一人だけではありません
昨日、観ました。夫と観たのですが、夫はラストのマジックに気が付いていませんでした。それに、気が付かない映画ファンも、多いかもしれませんね。この映画から送られてくるメッセージと一緒に、マジックを探すのにも、この映画を観る価値があります。
(ちょっと字幕で気になった点があります。英文は詳細に覚えていませんが、フットボールと言ったけれど字幕が「アメフト」となっていましたが、「サッカー」だと思いますが。←自信なし)
pvが惜しい映画
今年の映画で1番泣いたと思います。
映画が少し短いと感じました。
映画の内容、流れ、俳優の演技 とても良かったです。
ただ疑問が残りました。
最後の妻への告白シーンです。そこに行き着くまで、なぜ妻なのに他人のふりをしたのだろう。たぶんこの疑問の答えはなく、人それぞれ受け取り方が違うと思われます。たぶん、ハワードの心情を読み取るのは、視聴者に任せるということだと思います
PVの出来は悪いですが、映画は楽しめます。
オススメです。
観客の感じ取り方か、尺か…
色んなことに疲れて仕事をサボって鑑賞。
想像していたものとは全く違う内容で驚き。
ポスタービジュアルだけ見ると、群像劇で最後はハッピー!みたいなものだと思ってた。
最後は、なるほど…とは思うものの、無理矢理なところがあったりするので、どうしても釈然とせず受け止めきれずに、うぐぐ…という気持ちで終わった。
色んな箇所で、Aという見方とBという見方と、あとあとFという見方もあるよ!と提案されている感じで、キャパの狭い自分には感情移入の持って行きどころがわからなくなるところが多かった。
もっと多角的に観られれば良かったのかも。
作り方もきっと撮影はいっぱいしたものの、尺の関係上で、言い方は悪いけれど雑多な感じになってしまったのかな…という雰囲気があった。
観客の感じ取り(感性)を信じるよ!みたいな勘ぐりが働く(笑)
とは言え、キャストは豪華で、みなさまの演技力にはやっぱり泣かされる部分もあり。
ヘレン・ミレンは何でも演じられて素敵すぎる。
終始説明不足
クリスマス映画の名作『素晴らしき哉、人生!』のリメイクかと思いましたがそうじゃないようです。
懐かし映画だと思って祖母と来ましたが祖母が分からないならともかく私も分かりませんでした。
不明な点を幾つか挙げるとすると
1.主人公の問題
娘が亡くなって気を病んでいるのは確か。ですが『素晴らしき哉、人生!』のように金に困り自殺を図るとかそういうことでもありません。ちゃんと会社で働いています。会社の経営が少し苦しそうな描写はありましたが、深刻では無さそうでした。むしろ、心配して探偵や役者を手配していた三人の同僚の方が高齢出産、別居している娘、大病を患っているなどの主人公より明確でナーバスな悩むを抱えています。
2.カメラに映らない三人の役者
三人の役者は『素晴らしき哉、人生!』でいうところの堕天使でしょうか。この人達は同僚達が雇った役者であり、普通の人間だと思います。では何故通行人には見えず、カメラにも映らない?通行人はエキストラを使ったとか、CGを施して役者を消したとかそういう説明もありません。むしろその説明を省かなければこんな意味不明な映画になっていなかったかもしれません。
3.主人公は妻の顔が分からなかった?
映画の終盤になって、同じ境遇の娘を亡くした女性が妻だと分かりました。子供の名前と病名を知っていたからです。これは泣けるシーンのような演出でしたが、不明点が多すぎてあまりスッキリしませんでした。
ラストは夫婦仲睦まじく公園を歩いてスタッフロールです。エピローグを期待していましたがそれもありません。何も解決していないじゃん!
『素晴らしき哉、人生!』のようにきっと大どんでん返しがあるんだと集中して見ていましたが抽象的な会話が最初から最後まで続き、抽象的なまま終わりました。これは何を考えて作ったのかさっぱりです。説明不足過ぎでわけのわからない映画でした。
「クリスマスの奇跡」に甘えた、含蓄のないドラマ
クリスマスには毎年恒例という具合に公開される「聖夜の奇跡」の物語。邦題を歴史に残る名作とほぼ同名にしたのも分からなくもないような内容だが、個人的には「素晴らしき哉、人生!」より「クリスマス・キャロル」の方がイメージ的に近いような気がする。
映画自体も、「クリスマス・キャロル」のような神話的・寓話的な物語として作られている感じがあり、現実を舞台にしてはいるものの、少しだけ足が空に浮いたような世界の物語のよう。これはクリスマス映画だけに許された醍醐味。
ただ、あまりにもすべてがうまく行きすぎて、途中からどんどん白けていく自分に気づいてしまった。舞台役者3人を雇ってそれぞれ「死」「愛」「時間」を演じさせるやり方も、非常に危ない綱渡りのような作戦でしかないのに、いとも容易に簡単にうまく行く。彼らのアドリブ演技も見事うまく行く。そして彼らを雇った主人公の同僚たち3人にもちゃんとそれらしいセリフを言って心を改めさせてくれる。ラストシーンを見て、彼らが本当に天使か何かで、すべて彼らの手中にあったからうまくいったのだとしても、あまりに事が上手く運び過ぎて観ていても楽しくない。
加えて、同僚たちが撮影した動画のことから、ウィル・スミスが同僚を諭す姿はもはや神の役割。ついさっきまで失意に暮れていた男に神の役割を落とし込む図々しさ。ていうか、全部お見通しで分かってたんなら、もっと前からちゃんとしてろよ!と余計に白けてしまう。
突飛な作戦を思いついた同僚たちも、主人公を本当に心配して気に病んで・・・というより、それ以上に仕事と会社が心配でやっているように見える節があるのがずっと居心地が悪かった。
だいたいにして、この映画の物語、大事なことや伝えたいことのすべてをセリフにして相手に語って聞かせることで成立させている部分がある。だから登場人物の全員が、「言われなければ分からない愚鈍な人たち」「自分でものを考えない人たち」にしか見えなくなっていく。映画を見ていても、死について、愛について、時間について、観客が自ら能動的に考えを巡らす余地は作られていない。そこまでの考察も為されていない。ただ分かり易い感動と分かり易いお涙を演出しているだけ。ますます興醒めする一方だった。
クリスマス映画は全般的に大好きで、ある程度の欠点も大目に見て、クリスマスの雰囲気と、クリスマスの精神に免じて許せたけれども、この映画に関してはそれすら出来ないくらい酷かった。クリスマスシーズンに観ていたら感じ方も違っていたのだろうか?
実力派スター俳優たちの無駄遣いに、涙が出そうになった。
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