「幸せのおまけ」素晴らしきかな、人生 ラグさんの映画レビュー(感想・評価)
幸せのおまけ
広告代理店を経営するハワードは娘を失った悲しみから、殻に閉じこもり自暴自棄な生活を送る。
そんな中、大口の取引先から契約を切られてしまい、会社は倒産の危機に陥ってしまう。
なんとか彼に心を取り戻してもらおうと同僚達は彼が大切にしている「愛」、「時間」、「死」を劇団員に演じてもらい、彼に語りかけることを計画する。
抽象的な概念を演じ、語りかけるという発想が斬新で、劇団員達の言葉は身に染みるものがありました。
ハワードを気に掛ける同僚のエイミー、サイモン、クレアの3人も各々、問題を抱えていてそのサイドストーリーの描写も良かった。
見逃さないで、その先にある「幸せのおまけ」を。
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