「エドワード・ノートンとケイト・ウィンスレットの無駄遣い。映画途中まで不満だった展開が、ラストシーンで大きく動いた。」素晴らしきかな、人生 ドン・チャックさんの映画レビュー(感想・評価)
エドワード・ノートンとケイト・ウィンスレットの無駄遣い。映画途中まで不満だった展開が、ラストシーンで大きく動いた。
Movix堺で映画「素晴らしきかな、人生」(Collateral Beauty)を見た。
平日の午前中で観客は我々夫婦を含めて7人だった。
ウィル・スミスと
エドワード・ノートンを見たかった。
ウィル・スミスはひとり娘を病気で亡くした父親で自暴自棄になり会社の同僚たちともほとんど何も話さないほど落ち込んでいた。
その状態が2年以上続いていた。
ウィル・スミスは引きこもっている役なので、前半はほとんど演技らしい演技がない。
エドワード・ノートンはこの映画ではほとんど見せ場がないと感じた。
それはケイト・ウィンスレットについても同じことが言えると思う。
個人的にはこの2人についてはもったいないキャスティングだと思う。
そういう場面がオープニングから1時間近く続いたせいで、
いったいこの映画はどういう展開になるのかね?と疑問を持ち続けたのだが、
ラストシーン近くから物語が大きく動く。
序盤と中盤で描写されることが無かったウィル・スミスの妻は誰なのか?
ラストシーンでいろいろな疑問やわだかまりがまとまっていく。
映画途中まで不満な展開だったのだが、
映画が終わってからはそのような気持ちはみごとに雲散した。
上映時間は94分。
ちょうどいい長さだと思った。
満足度は5点満点で4点☆☆☆☆です。
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