LOGAN ローガンのレビュー・感想・評価
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ウルヴァリン最後の物語
事前情報通り重厚な物語。
既出のミュータントはこれまでのウルヴァリンとプロフェッサーXのみとしており、敵側も人間といった形で一層ストーリーの孤独感に拍車をかけている。
X-23がウルヴァリンの孤独を最後に救ったシーンはヒュージャックマン最後のウルヴァリンという現実も相まって涙モノ。そして残る寂しさ。
娯楽作ではないが、心に深く残る作品だった。
ただ、残念なのはX-24の存在。
登場しなくてもストーリーは成立したんじゃないかと感じてしまった。
痛そうな映画です
あのウルバリンが寄る年波に負けてボロボロに!
キズの回復もままらないので、拳先からでる武器を出した先から血だらけ。
体動かすのもつらそう。
最後は、自分の遺伝子を受け継いだ女の子を守って死んでしまいます。
また復活するかもと思いエンディングクレジットを最後まで見ましたが、
さすがに最後みたいですね。
ウルヴァリン最高傑作
「LOGAN/ローガン」2D字幕版で鑑賞。
*概要*
不死身の治癒能力が失われつつあるウルヴァリンことローガンが、絶滅の危機にあるミュータントの希望となる少女を守るため、命をかけた壮絶な最後の戦いに身を投じる様を描く。ウルヴァリンシリーズ最終章。
*主演*
ヒュー・ジャックマン
*感想*
前作のウルヴァリンが最悪だったので、少し、不安を抱かせながらも、観に行きました。
いやぁ~最高。ただただ最高の一言。面白い!
前作より髭もじゃで、さらに渋く、更にワイルドになってしまったウルヴァリン。ミュータントの最後の希望である少女ローラを守りながら、ひたすら突き進む様が素晴らしい。
アクションシーンは、派手さはそんなにないけど、とにかくグロい。腕や首が吹っ飛びますw
少女ローラのアクションが俊敏な動きで、叫びながら、敵をバッサバッサと斬り刻む。途中から、うるさいな~って思いましたけど、ラストのウルヴァリンの最期を遂げた際、ローラの行動が良かった。X-MENの色んな意味が込められているような気がしました。素晴らしかった。
ロードムービーでありながら、ちゃんとX-MENならではのアクションが盛り沢山だし、ウルヴァリンと少女の絆、チャールズの変化など丁寧に描かれていて、X-MENの映画ってこんなにグロかったっけ…?と思わず思いたく程、グロいシーンはありましたw
久しぶりに素晴らしい映画と出会いました!
ウルヴァリン最終章にふさわしい作品でした。\(^^)/
大人向けX-MEN
渋いですね。経済的なことや、体力的なこと、全てにおいて大人向けな感じがしました。
子どもへの愛や親への愛など。
途中、一時の幸せを感じさせてくれる家族は残念な結果になったのが惜しかった。良い人たちなので救われて欲しかった。
ウルヴァリンの最期、なかなか良いラストを迎えられて良かったです。これ以上の死はX-MENではなかなかないのではないかな。
生命力
くたびれ、枯れ果てた元ヒーローの重い足取りが描かれる一方、
子役であるローラは愛らしくしなやかで、戦う姿は獰猛なイタチのよう。
彼女はあの世界の次世代のウルヴァリンになるのかもしれません。
ローラは心の強さと優しさを既に持っているヒロイックな少女でした。
一方のローガンはもう強いとはいえない。
もちろん戦えばまだ強いけれど、精神は純粋な強さを失い、肉体は疲弊している。
厄介事に首を突っ込んでまで人を助ける元気も無い。
それでも愛した人達まで見捨てる事は決してしない。
疲れ果て今にも倒れそうな立ち姿になっていても、残っている物は確かにあった。
全体を通してとても楽しめたのですが、終盤でどうしても引っかかる展開がありました。
敵組織が、既に処分を決めているはずの逃げた子供たちを生け捕りにしようとして結構な犠牲を出してしまう場面が甘すぎる。
これ、終盤以外は気にならなかったんです。
それまでもローラを殺さず生け捕りにしようとしていましたが、他の場面に負けず劣らずバイオレンスで、説得力のあるアクションシーンが展開されていましたし、ローラの能力を考えても殺害より捕獲が妥当でしょうし、ローラは他の子供たちの情報も持っていました。
利敵行為が見えなくもない敵の現場司令官が裏で人道的に動いていたと考えれば説明できそうですが、これだと子供たちにクズ野郎と憎まれ殺された事が哀れすぎる気もします。
R指定でも、子供が人を殺す姿は描けても子供が殺される姿にはストップ掛かったんじゃないかなどと邪推するのですが、如何に。
他のシーンがR指定映画だけあるハードな展開目白押しだった為に、どうしてもひっかかってしまったシーンでした。
まさに予想を突き破ってくる最終作
笑いも、衝撃も、爽快さも、感動もある。とにかくずっと哀愁漂うこの雰囲気に、終始痛切な想いを抱き続けていた。
R指定なだけあり冒頭から過激な描写に驚いたが、ヒュー様が言う通り、ウルヴァリンにはこのくらいの描写がふさわしいと思う。ローラ役のダフネちゃんのかわいらしさと凶暴さも好きだった。中盤に登場する敵の最終兵器的なアレにはかなりの衝撃を受けたが、あれを過去のローガンと照らし合わせたりすると、なかなか感慨深いところがある。
途中描かれる心和む家族愛のシーンも、悲劇的ながらも時折見せる凶暴なウルヴァリンの爽快さも、物語にいいプラスとなっていた。
クライマックスでのウルヴァリンはやはり全快とはいかないまでもかつての強さを思わせるようだったし、何より最期の一言には涙をこらえきれなかった。あれはベタかもしれないが本当に感動した。ローガン/ウルヴァリン/ジェームズの最後の作品として、本当に良いものだったと思う。
今まで曲がりなりにも憧れのヒーロー的存在であったローガン、チャールズの、リアルな面に迫った、アメコミ映画もしくはアクション映画の常識を突き破ってくる作品だった。
途中タクシーの中であった笑えるけどいらなかったかなと思える描写と、ウルヴァリンに合ってはいるがちょっと過激すぎると感じた描写もあり、0.5下げた。
どうなっているのか!?
まったくどうなっているのか…!?
『X-メン』シリーズにはさほどの思い入れはなかった…はずなのに…
大号泣してしまった…
おそらくは、『X-メン』の世界観の中で望みうる最良のドラマ。ウルヴァリンなのにまさかの父と娘の物語…大傑作!
最後のバトルは泣けて泣けて仕方なかった。泣けるアクションって…
ラストのJohnny Cashのテーマ曲も秀逸。
おヒュー様も最高だけど、ダフネちゃんの演技がこれほどまでに沁みるものとは。
真実の愛を知る
X-MEN初代から唯一のフルランナー、ヒュー・ジャックマン演じるウルヴァリンことローガンの完結作。
私はX-MENを新作が出る度に過去作を逐一観返しているわけではないので、特に初期3作の記憶は薄れかけているが...
思い返せば、彼は一番の苦労者だった。確か、ローガンはチャールズに強引にX-MENに加入させられたように思う。チャールズはマグニートーも、サイクロプスもそうであるが、割と強引に人を説得する。しかし、彼の強く、輝いた目と強い信念に、誰でも信頼を寄せてしまうのだった。
そういえば、ジーンとの色恋沙汰もあった。サイクロプスと恋愛関係にあったジーンに惚れ、サイクロプスと敵対するシーンもあった。あなたに愛情の何がわかる、そう言われていたような気もする。
何と言っても、最も特筆すべきは彼の優しさだった。どの作品に於いても彼は、嫌々ながらも、困難を抱える仲間を、助け、救ってきた。私が忘れられないのは、ウルヴァリン/SAMURAIである。日本が舞台だったということもあるだろうが、あの庭園での死闘が非常に印象的だった。赤の他人をも他人事と捉えず、闘う姿に、心を動かされたファンも多かったはずだ。
ローガンが完結する。彼の生き様の集大成とは、一体どんな形なのか。
それは、『愛』であった。
自らを救ってくれ、生きがいを与えてくれたチャールズと、自分の遺伝子から生まれてしまったローラ。この3世代の人物は、いずれも凶暴なミュータントとして、世界に狙われ続ける。そんな彼らが、「普通の」家族愛を描いているのだ。ローガンは、チャールズを父として彼を責任もって看病し、ローラはそんなローガンのボロボロだが、厚い背中をさながら父親をみるように見つめる。
何をやっても、自分がどれだけ闘い、人を殺しても、誰も幸せにならない。「殺人者は一生その烙印を押され、そこから逃れられない。」死にたくても死ねぬミュータントの身体、一生剥がれぬ殺人者のレッテルを貼られた優しき心、チャールズの死、絶望の底に沈み、何故自分は彼女をエデンに連れて行っているのだろうか... そんな彼はローラに、「死ぬときはアダマンチウムの弾丸で自殺しようと思っている」と語る。
彼は、最後の力を振り絞って、ローラのために闘った。そして、全てを薙ぎ払い、ローラのために力尽きた。
ローラは涙を流し、彼を「Daddy」と呼ぶ。
ローガンはそこで初めて、真実の愛に触れた。「あぁ、こういう感じなのか...」
彼は、自殺の道ではなく、愛するローラのために、彼女らの未来を救うために死ぬことができて本望だったのだろうか。
或いは、娘への本物の愛情を知ることで、1秒でも長く、もっと娘と一緒に生きていたいと願ったのであろうか。
いずれにしても彼の死は、X-MENの枠組みを超え、1人の父親として、偉大なものでった。
おとなのX-MEN
いろんな意味でおとなのX-MENでした。
この先どんなX-MENシリーズがつくられても、この結末ありきで見ちゃうと思うと、ちょっと寂しい。
X-MEN版、レオン。
明日の朝に返してね
この台詞は正にフラグでその後やっぱりな展開に
ローガンがチャールズを老々介護してる様は人間と変わらないんだなと痛々しく感じ、定年なく働いてお金を稼ぐ必要に迫られてるのも普通の人間と変わらない
他のミュータントの末路は今後の作品で明かされる機会もあるのかもしれないがその辺も少し知りたかった
ローラのアナザーはいずれ観てみたいね
好きなシーンは、ローガンがローラを抱えたコピーと階段の前でニアミスするとこと、暴走したチャールズの放つ重力に抗ってローガンが救けに向かうとこです
そこまで絶賛されるほどではないような……。
ウルヴァリン観てないせいかもしれないけど、ウルヴァリンとプロフェッサーXってこんなキャラだったっけ、というところが気になってしまった。
「こういう話にしたいので、キャラを曲げました」に感じてしまったのだけどきっと的外れな感想なんだろうという気もする。
「アメコミ映画にしては」というのとは無関係に、ただ暗すぎてしんどかった。笑えるシーンもあったけど、私はもう少し息抜きがほしかった。
黒人一家に世話になるくだりも、見え透いたフラグ立てにいらいらした。悪党に追われているのになんで泊めてもらうんだよ……。
メカ腕の悪役にもそれほどの深みが感じられなかった。彼自身改造された人間であるというところに皮肉があると思うのだけど……。博士、X-24と分かれてしまったせいかなと思う。
エグい断頭アクションはかなりかっこよかった。
期待して行くと凹みます
ローラ役のダフネ・キーンが良かった。凄いです。
ERでお馴染みのエリック・ラ・サールをスクリーンで久しぶりに見れたのは、良かった。
チャールズ、ローガンの最期がこれかと思うと、なんとも切ない感じです。ヒーロー達の幕切れとして、これ見てしまうと、私は残念な気がしてならないです。
ローラは、次世代の大暴れを期待したいですが、、、。どうでしょうね。ないか。
最高の幕引き
ヒーロー映画、アクション映画を期待する人は肩透かしを食らうかもしれないですね。
これはローガン、エリック、ローラの逃避行を描いたロードムービー、と言ったところでしょうか。
コミックを見てこれは事実をもとにしているが嘘っぱちだ!というセリフ、暴力表現、これらで示されるのはコミックやヒーロー映画の"リアル"な側面。
ローガンの老い、シェーンの引用による殺人者(ミュータント)としての生き方、ローガンとローラの親子関係、エリックとローガンの死。そしてローガンと対照的にでてくるX24。
この映画はアメコミ映画として、という前置きなしにハードで凄みがあり、示されるものはローガンの物語の幕引きとしては最高のものではないかとおもいます。
生き様を見届けた
命を投げ出して弱者を守るために闘い続けた苦しい彼の人生の幕が降りようとする最期の時に、初めて温かな家族の愛を知ることができたのかと思うと涙が溢れた。
生身の人間らしさとミュータントの悲哀を感じさせるところはブレードランナー、やっと楽になれたね、と思ったところはレミゼを彷彿とさせる。
見終わった次の日も余韻が消えず、大切な人を亡くしたような哀悼の気持ちを引きずっていて、もはやアメコミの域を脱している。ヒュー・ジャックマンはローガンそのものだった。時系列順に見直してみるつもり。
ところで、改めてウルヴァリンZEROを見返してみたら、ストライカーにアダマンチウムの銃弾で頭を何発も撃たれたローガンは、記憶を無くしただけで、あっという間に回復していた。本作で登場したコピーとダメージがだいぶ違うな。。
あと、ZEROのラストでは、チャールズが逃げてきたミュータントを、なんと立って出迎えていた。あれ!? ファーストジネレーションでは、ハゲる前のチャールズは弾が当たって半身不随になってたよな。など気づいてしまった。。
もう続編は無いのか?
リムジンの運転手しているローガンが居眠りしている時に、賊に襲われるシーンから始まる。もう昔のローガンではなく、ボロボロであった。
家に帰ると、プロフェッサーが居たが以前蒸発したと思ってたのだか生きていたんだ。
ミュータントの子供を預かった為に組織が追ってくる。そして戦いが始まるが、もうローガンの戦闘能力は、無い。
そして薬品を注射し最後の戦いに挑み息絶える。
こないだのインタビューで今回の映画で最後だと言ってたのでもう復活は、無いのか、残念です。
第1シリーズ終了
今まで積み上げてきたのは何だったのだろうと言うぐらい落ちぶれたX-MEN。なにしろプロフェッサーは認知症にかかっているし、ローガンは病に蝕まれている。しかし結局は新しい世代が登場しまだまだ映画を作るぞと言った具合だ。最後ローガンが墓からキャリーのように手を出して復活するかと思ったが、本当にローガンを殺してこのシリーズは終わるみたいだ、お疲れさんでした。
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