「アメコミヒーロー物でありロードムービーであり親子ドラマであり」LOGAN ローガン regencyさんの映画レビュー(感想・評価)
アメコミヒーロー物でありロードムービーであり親子ドラマであり
過去の『X-MEN』シリーズやディズニーマーベルのMCUと同じ感覚で観るのは大きな間違い。
傑作西部劇『3時10分、決断のとき』で父親としての生き様を息子に教える男を描いたジェームズ・マンゴールドが、同じテーマをアメコミキャラに置き換えて見事に焼き直した。ウルヴァリンを父、プロフェッサーXを祖父として描くというアプローチが絶妙。
ローガン“一家”が一か所にとどまっては追いつめられるという展開が多い分、ランニングタイムが少々冗長になったのは難だが、スピンオフとしてはこれ以上ない出来なのでは?
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