「生き様を見届けた」LOGAN ローガン aoiさんの映画レビュー(感想・評価)
生き様を見届けた
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命を投げ出して弱者を守るために闘い続けた苦しい彼の人生の幕が降りようとする最期の時に、初めて温かな家族の愛を知ることができたのかと思うと涙が溢れた。
生身の人間らしさとミュータントの悲哀を感じさせるところはブレードランナー、やっと楽になれたね、と思ったところはレミゼを彷彿とさせる。
見終わった次の日も余韻が消えず、大切な人を亡くしたような哀悼の気持ちを引きずっていて、もはやアメコミの域を脱している。ヒュー・ジャックマンはローガンそのものだった。時系列順に見直してみるつもり。
ところで、改めてウルヴァリンZEROを見返してみたら、ストライカーにアダマンチウムの銃弾で頭を何発も撃たれたローガンは、記憶を無くしただけで、あっという間に回復していた。本作で登場したコピーとダメージがだいぶ違うな。。
あと、ZEROのラストでは、チャールズが逃げてきたミュータントを、なんと立って出迎えていた。あれ!? ファーストジネレーションでは、ハゲる前のチャールズは弾が当たって半身不随になってたよな。など気づいてしまった。。
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