「こどもごころ」パディントン2 Maryさんの映画レビュー(感想・評価)
こどもごころ
あなたのこころは、忘れていた大切なことを思い出すはず。ずっとどこかにしまっていたものに被さる埃を取り払うように、曇ったガラスを拭くように、大切なことを思い出させてくれる。
パディントンは、正にそんな存在。
自分の報いは自分に必ず返ってくる。
パディントンは常に礼儀正しく生きている。
そんな彼だから、みんな応援してくれるし大好きなんだ。
この映画では誰もが優しいこころを持っていて、そのことを忘れないでいる。忘れていても、必ず最後には思い出す。彼らは自分の最高の輝き方を知っている。とても素敵な世界だ。
最高の輝きを受け入れてもらえないだろうと恐れて隠してしまうのは勿体無いし、自分にとってつらいことだと思う。
だから、この映画の世界は理想の世界だ。
世界中のみんなが自分の好きなものをさらけ出せて、ひととつながれる素敵な世界になるといいな。
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