JACO

劇場公開日:

JACO

解説

1970~80年代に活躍し、音楽界に多大な影響を与えた天才ベーシスト、ジャコ・パストリアスについてのドキュメンタリー。70年代半ばに音楽シーンに突如現れたベーシストのジャコ・パストリアスは、その独特の演奏やテクニックで、単なるリズム楽器だと思われていたエレクトリック・ベース・ギターの可能性を広げた。76年にフュージョングループ「ウェザー・リポート」に加入し、82年に脱退。しかし、その後はドラッグに溺れ、87年に35歳の若さでこの世を去ってしまう。今作では、「レッド・ホット・チリ・ペッパーズ」のフリーや、ジョニ・ミッチェル、スティング、ハービー・ハンコックら、そうそうたる顔触れのミュージシャンたちがインタビューに応じ、ジャコ・パストリアスの音楽家としての魅力を語るほか、貴重な映像を交えて本人の人生をたどる。「メタリカ」のロバート・トゥルージロがプロデューサーとして参加。監督は、「X JAPAN」のドキュメンタリー「We Are X」などを手がけたスティーブン・キジャク。

2015年製作/110分/日本
原題または英題:Jaco
配給:パルコ
劇場公開日:2016年12月3日

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映画レビュー

4.0没後30年経つ今も至高のベーシスト、その魅力を伝える

2016年12月15日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

悲しい

楽しい

知的

音楽好きでジャコの演奏を聴いたことがある人なら、その創造性とセンス、超絶テクニックに感嘆するし、コンサートや映像を観た人なら身体から発散される独特のグルーヴ感や派手なパフォーマンスに圧倒される。本作はそうした要素も当然押さえているが、それ以上に彼の「人間力」とも言うべき魅力を伝えている。

幼い頃からのホームムービーが充実していて、大勢の家族との幸福な日々や、音楽家として頭角を現す過程が映像で追えるのはありがたい。たとえばハーモニクスを駆使した名曲『トレーシーの肖像』を知っていても、ジャコの妻だったトレーシーその人を映像で見ると、彼の創作の秘密に一歩近づいたような感慨を覚える。

ジャズ・フュージョン系のファンならぜひ観てほしいが、それ以外の音楽が好きな人にも、きっとジャコの魅力は伝わるはず。彼が死なずに心身の健康を保ち素晴らしい音楽を生み出し続けてくれたら、と惜しまれてならない。

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高森 郁哉

1.5『ジャコ・パストリアス』は、エレクトリックベースから、フレットレス...

2023年7月27日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:VOD
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マサシ

3.5JACOはかっこいい

2017年9月12日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

悲しい

JACOがかっこいい。
生き方に正解を問うような映画(人生)ではないです。
この生き方がかっこいいのはJACOだから。

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SS&D

4.0ジャコファンのための映像?

2017年8月27日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

ジャコは本当に革命児であり天才であった。当時のフィルム等を使い一編の作品とまとめた本映画は、ジャコの魅力を伝えることができる素晴らしいものと思う。
本当に個人的な話になるが、76年にメジャーデビューしたジャコ。その1年後には既にその凄さを理解してコピーしようとしていた高校生1年生の友人がいた。ジャコも凄いが、それを理解できた高校生である彼もまた凄い。その彼は今何をしているのか....。

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Jeffy Rider