空海 KU-KAI 美しき王妃の謎のレビュー・感想・評価
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脚本に問題?=綺麗で壮大な平凡作
思ってたより雑に感じた。 原作自体とても斬新で完成度あると思うが、 脚本の処理は雑に感じる。 チンカイゴーらしき濃厚な色彩で、CG映像も映画館で見るのはいいと思うが、映像への工夫をしすぎたせいか、物語に何かもの足りないと感じた。 大枠のストーリーはわかるが、それしかなかった。 各論点はあるのに対して主張と論理展開が欠けているみたいに、 映像がすごくいいのに、勿体無い。 主人公は白楽天でも空海でもない。 楊貴妃でも皇帝でもない。 阿部仲麻呂でもない。 何か軸に相当するものはなかった。 歴史に照らしてからのロジック構成がしっかりしているが、メインがなかった。 特に意味のないCG映像が多すぎてちょっと興ざめ。 特に日本での上映はほとんど吹き替えでやるのはやめて欲しい。 唐朝なのにみんな日本語喋るのはおかしすぎる! 「空海」という題名も最悪。 俳優さんの演技は悪くない。 原作読みたくなる。
いろいろビックリ。
つまらなかった。駄作。時間の無駄。 どうしたかったのか、この作品。題名、間違えてるでしょ、邦題。 化け猫映画だけど肝心のクロネコCGのちゃちいことちゃちいこと。ただの宅急便のクロネコだよ、これじゃ。 大作悲し…。
ラストにようやく謎解けた
色々な方のコメントを参考にして、登場人物だけは把握していきました。 なので、他の方のように内容が理解出来なかったというのは私も妻もなかったです。 他のかたのコメント見てると、謎解きが苦手な方多いんかな? 色々と難しいですが、これから見に行く方は登場する歴史的人物の名前だけでも知っとけば観れるはず。 私も妻も泣きました。
両隣のおじさんおばさんが30分で眠りだしたwww
空海って必要?阿倍仲麻呂いるの?って感じ。お金返して欲しいwKUKAIではなくてBAKENEKOにすれば納得するかも。 題名のせいでシルバー世代(ネットで映画の評判を見ない世代)の人が多く、しまったぁとかなり後悔した。夢枕獏なので、そもそもファンタジーものだと覚悟して観たが、それでも無駄に長かったし、がっかりだった。宣伝うますぎだわwwww
歴史の謎を知っていて見るべき作品かも・・・
映画の基盤となっている史実として ①、 楊貴妃の遺骸は、改葬の時、見当たらなかったことが史書に書かれており、楊貴妃の死は、本当の謎であること ②、 白居易が、長恨歌を公式の記録とは違う記録を伝えるために書いたと「長恨歌伝」のあとがきで表明していること ③、 白居易は、西暦805年に空海のいた西明寺で牡丹の花の詩を詠んでおり、二人が実際に出会っている可能性があること ④、 空海が、唐の国から狐の美女の信仰(楊貴妃?)を持ち込んだとされていること が挙げられるでしょう。 そして、これこそが、この映画のミステリーの根幹をなすものであるはずです。 しかし、映画の製作会社は。公式ホームページでも、宣伝コメントを見ても、こういった史実上の謎について、一切、触れていません。 そして、ただ、「東洋のダ・ヴィンチ・コード」なんてキャッチフレーズだけをつけています・・・・一体、何を考えているのでしょうか? だから、化け猫映画だなどと言われてしまっているのです・・・・。 吹き替え版だけを出し、字幕版を公開しなかったことを含め、映画会社(角川)がなぜ、このような戦略をとっているのでしょうか・・・・これこそ、この映画の一番のミステリーかもしれませんね。🤔
これは酷い
空海のタイトルが付いてますが空海の映画ではありません。 楊貴妃の死の謎を追う中に空海が登場しているだけの話です しかも化け猫や幻術の類のファンタジー物で、中盤以降は空海はオマケ程度の出番しかありません。 劇場のお客の大半はシニア層で、空海の生涯を描いた作品だと思って来ていたのでしょう。皆さん「騙された」と囁いてました。 空海を抜きで見ても、幻術などCGを多用した中国向けのファンタジー作品であり、陳腐で退屈な内容です。多くのお客が途中でトイレに立って出ていました。 空海の映画だと思って見に行くと絶対に失敗します。シニア層のお金を騙し取る為のタイトル詐欺ではないかと悪意すら感じます。
もったいない&わからない~角川の伝統宣伝だけ~
「空海」44点。 総製作費150億、6年もの歳月を費やし東京ドーム8個分の広大なセットを再現、日中共同製作で日中を代表する豪華キャスト、吹替キャストも夢の豪華共演が実現、監督は「カンヌ パルム・ドール」の世界的巨匠「チェン・カイコー」、花木や装飾・人々の衣装にも・きらびやかな色彩豊かな美術にも一流アートのように隅々にまでこだわり、VFX・CGでスペクタクル感を増幅し変幻自在な妖術を描く、そのスケール感に「染谷将太」は胸躍らせ「夢枕獏」は感涙、何もかもが規格外で空前絶後、おまけに主題歌は「RADWIMPS」、「東京映画祭」にも出品し全世界に発信。 はあー、疲れてきました。まだまだ。 史上最大の本格ビッグプロジェクトに世界が震撼、今世紀最大のスケールで描く百花繚乱の極上のエンターテインメント。もうないやろ。 そう言えば新聞の1面カラーの宣伝も久しぶりに見かけました。 で、中国版タイトルが「妖猫伝」。ちゃんちゃん。 もったいない!もったいない! 客層は高齢の方が多く、3W目で空いています。 恐らく「大コケ」では? 少なくても前述の元は取れずに「大赤字」では? 「KADOKAWA」は「角川書店」の頃の「角川春樹(「薬師丸ひろ子」や「原田知世」や「人間の証明」で時代は作りましたが、後には罪を犯して…)」の影響で、(私が思うには)どこかずれているような。あの「ニコニコ動画」の買収とか? 「伝統芸の宣伝過多・宣伝だけ」です。 「東宝」も二度と「KADOKAWA」とは組まないのでは? 中国での注目度がわかりませんので、断言できません。 ただ少しも話題にはなっていません。 内容は「陰陽師」+「ダ・ヴィンチ・コード」+「チャイニーズゴーストストーリー」=「中国の鉄板ネタ」です。 (日本の「忠臣蔵」や「水戸黄門」的な庶民的定番で「NHK 大河ドラマ」的でもあります。中国の歴史上の超有名な話で、「京劇」などでもお馴染みで、何度も作品化されています。 最近では「オリエント急行殺人事件」のように誰もがストーリーを知っていて、どのスターがどの役をどう演じるかに注目されます。またいろいろな有名監督のアレンジにも注目が集まります) 中国の歴史や文学に詳しい人ならわかりやすいのですが。 「傾国の美女・楊貴妃」にうつつを抜かした、「唐」の全盛期の「玄宗皇帝」が政治を疎かにし、「楊貴妃一族」や「宦官(生殖器を切り取られた役人)」の「高力士」などに付け込まれ、デブでヒゲの無礼な「安禄山」に反乱を起こされます。 当時の世界一の大都市である「長安」を捨て去って逃げていき、途中で邪魔になる「楊貴妃」を泣く泣く切るんですが。 「楊貴妃」は生き延びて、「阿倍仲麻呂」の陰謀で「日本」逃げ延びたとも言われます。実際に祀った寺が日本に実在します。 「義経伝説」と似た「庶民の願い」でしょうか。 また、「大詩人 李白」や「白楽天」も「楊貴妃」への「詩(歌)」を本当に詠んでいます。「阿倍仲麻呂」と「李白」は本当に友人です。「阿倍仲麻呂」と「楊貴妃」も交流はあったでしょう。ただ想いを寄せていたかは? 「遣唐使」の「空海」と「白楽天」はちょっと無理のような。そんな学説もあるんでしょうか。時代は見事に一致しますが。 「幻術(妖術)」も流行っています。「猫」がどんな存在であったかはわかりません。 「李白」が酔って高慢な「高力士」に靴を脱がせるシーンなどは観客が沸き返るシーンです。 その辺を「中国の歴史」に詳しい「夢枕獏」がアレンジしています。以上、詳し過ぎました。 だから詳しい人にはたまらないんですが。 キャストの女性たちが、アメリカ人が東洋人を区別できないように、日本人にはわかりにくいです。誰が誰?どういう関係? また「幻術」を使い過ぎて・CGを使い過ぎて何でもアリになってしまいついていけません(笑)。 ラストも何故?となります。 つまり、わからないとなっても仕方がないような。 楽しければいいのです。美しければいいのです。 でも、賭けたお金(特に宣伝費)の分の 「値打ち」や「評価」がないとなると…🍀
チェンカイコーは消えた
あの覇王別姫を撮ったチェンカイコーはすでに66歳 この映画を観て、すでに彼の監督としての寿命は終わってしまったのだと悟った。 終始説明セリフで物語を説明して進めていく駄作。 夢枕獏はこの映画を見てどう思ったのか。
字幕版が観たかった。
チェン・カイコーの贅を尽くした作品。 なのだが、日本語吹替版で観たので、まったく僕には届かなかった。 なぜ字幕版を上映しなかったのか理解に苦しむ。 吹替版だとセリフが浮いて聞こえて、誰がしゃべっているのか瞬時にはわからないという事態に陥る。しかも、高橋一生だの吉田羊だの東出昌大だのだったりするから、まったく集中できなかった。 アニメだとどちらでもいいとは思うが、それでも英語で作られたものは字幕版で観たい。 例えば、アカデミー賞授賞式を日本語吹替版で観る人がどれほどいるか。むしろそんなものは製作すらされていないと思う。受賞者の生の言葉を、みんな聞きたいのだ。 芝居も同じである。その人の生の声を聞きたいのだ。 日本の字幕文化を衰退させてはいけない。 吹替版をなくせと言っているのではない。せめて両方作って、観る方に選ばせてほしい。 原題は「妖猫傳」。伝奇ものだったわけで、夢枕獏原作ということから推察すべきであった。 映画とは幸せな出会い方をしたいものである。
こんなはずじゃなかった
チェン・カイコ―監督の『覇王別姫~さらば、わが愛~』のファンだったので、人物描写に期待して観に行きました。 巨額の制作費がかかったのだろうと思われる絢爛豪華なシーンも盛りだくさんですし、微妙なクオリティのCGもこれでもかと展開されます。 ですが期待した人物描写に関しては、残念ながら薄っぺらと言わざるを得ず、せっかく良い俳優陣を用いたにもかかわらず、登場人物に感情移入できないまま終わってしまいました。 『覇王別姫』の主役にレスリー・チャンを起用して、彼の繊細な演技を妥協なく引き出した同じ監督の作品とはとても思えない。
壮大な映像と大失敗の脚本
開始30分にて帰ろうかと思いしたのひどいの脚本に一時間を超えた段階で苦痛しかなかったが我慢して過ごした130分。 最後の30分あたりの謎あかしから、夢枕獏の原作はさぞかし名作なんだろうと感じたが、それにしてもひどい脚本だった。 演者はよかった。映像もよかった。 音楽もよかった。きっと名作だろう夢枕獏のストーリーも悪くない。 余計な場面があまりにも多すぎた。 小説の映像化の失敗作だろうな。 演者の演技で伝えるのではなく、説明台詞だらけ。 謎解きも終始、ただの台詞による説明。 もう上げつらねたらきりがない。
日本人には楽しめない
中国では別タイトル(化け猫なんたら…)で放映。 「字幕版が無い」「ストーリーの矛盾の多さ」などから分かるように日本では意訳されて吹き替えされていると思われる。 今から見るならばそこを割り切って見てほしい。 染谷ファン・阿部寛ファンの方も特に見なくとも良い。
あくまでファンタジー。壮大な歴史に隠された、哀しすぎる真実とは。
【賛否両論チェック】 賛:若き空海と白楽天が、謎の死を遂げた楊貴妃の真実を少しずつ解き明かしていく様が、ミステリーとしては痛快。色合いの艶やかさも必見。 否:内容はほぼファンタジーで、いわゆる歴史モノではないので、史実の空海を期待して観ると、ガッカリしてしまうこと必至。グロシーンもあり。 まず内容としては、幻術が出てきたり妖猫が出てきたりと、ほぼほぼファンタジーなので、「空海の歴史モノ!」と思って期待して観ると、裏切られること請け合いです(笑)。なので、そこでそもそも好き嫌いはハッキリ分かれてしまうかと。 ただ一転、ファンタジーとして割り切って観ると、異国の地に降り立った若き日の天才・空海が、見たことすらない楊貴妃へと想いを馳せる若き日の白楽天と共に、その死の謎を徐々に紐解いていくという、良質な歴史ミステリーとして楽しめます。 特に回想シーンの色彩の艶やかさは必見です。唐の歴史を習っていないと、人名とかがこんがらがって難しいかも知れませんが、謎解きが好きな方には是非オススメです。
タイトルはこれが適切か?
角川の空海全面押しに疑問がある。日本人を集客する為に邦題を『空海』にしたんだろうけど、ほぼ空海活躍しねぇ! 原題が『妖猫伝』だからその認識で観ればそこそこ楽しめる。 間違っても空海の人生、遍歴を追っている訳ではないので、『妖猫伝』として見ればそれなりには楽しめるよ。
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